絶賛を禁じ得ない。史実とファンタジー要素が、絶妙な配合でミックスされている。そのファンタジーを担う、甲賀忍者三人の人間関係が、非常にリアルで、文面から浮き上がって肉迫してくるよう。明智光秀の「敵は本能寺にあり」の言は有名だが、この物語は思わぬところで、それを聞くことになる。必読!