架空の病気が軸となる本作、イルカショーの下りが泣けてくる。 安直なハッピーエンドに妥協しないからこその美しさ。いたわるように包み込まれる観覧車。 せめて、最後は落ち着きたい。
散華と花びら。どうしても某有名アニメを思い浮かべてしまいます。ですが、途中からそんな類似など気にならなくなるほど、『散華症』と『頬に花びらが増えていく』という設定の妙と、そのビジュアルの美しさに魅了されました。