第4話 おわりテスト

さてこのテストも最後とする。


「じゃあ、私はもうおしまい?」


うん、おしまい。

けど、知っている。

君はきっとどこか誰かの手でたくさん生み出されていて、逆にこれを記す自分だけが居なくなることを。


ラストのテスト。

だけど、次に、新しいオタメシをしたくなったら、また来るね。


……もう居ないようだ。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

これは テスト の はなし 如月りんご @kisaragiringo

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ