偽モスコ先生の投稿生活における研究結果置き場

タイトルに関して

　カクヨムではエッセイ書かれてる方多いので、自分も投稿する際にあれこれ考えてやってみたことの結果を書くくらいやってみようかな、と思いました。

　だからこれはエッセイというよりは、研究結果置き場のようなものです。

　それも素人が適当にやっただけなのであまり期待はしないでください。更新も超不定期です。

　短編にしてもよかったのですが、それだと書くたびに作品の欄が増えて鬱陶しいので不定期連載作品という形とさせていただきます。

　というわけで早速第一回行きます。タイトルについてです。

　どこかのサイトで見た何か（適当）によれば、web小説というのは「タイトル、あらすじ、最初の四話」が大事だそうです。どこで見たかは覚えていません。

　私もなるほどそうだなと思ったので、まずはタイトルをタグと合わせて色々といじってみることにしました。

　結論から言いますと、タイトルだけでアクセス数がぐんと変わります。

　逆を言えば、タグをどれだけいじろうともタイトルが今いちだとアクセス数は全くと言っていいほど伸びません。

　特にカクヨムさんではタグがどれだけ検索に結果を及ぼすか今いちわからなかったのであれですが、な〇うさんだとそれが顕著でした。

　読み専、あるいはスコッパーになったことがないのでわかりませんが、検索結果に表示されていてもクリックされない、ということではないでしょうか。

　しかしここで話は終わりません。

　タイトルをいじってアクセス数が伸びたら手放しで喜んでいいのかと言うと、全くもってそんなことはないんです。

　詳細は別の短編で書いたので省略しますが、一番わかりやすかったのがタイトルに「最強」という単語を入れた場合です。

　「最強」という単語を入れるとアクセス数が概算で三倍から四倍に伸びるもののみんなブックマークやフォローをせずに帰っていくんですね。

　これはその実験を行った作品の内容が関係しています。

　端的に言えばタイトル詐欺ではなく確かに主人公は最強なのですが、その主人公が無双する話ではないんです。

　「最強」という単語を見てクリックする方は少なからず主人公が大暴れする内容を期待している。

　でもいざ読んでみると主人公無双しねーじゃん偽モスコ死ねぺっ！ って感じなんだと思われます。

　そこで私が思ったことは、タイトルはキャッチーなだけではなく自分の小説を好きになってくれそうな方が思わずクリックしてしまうような、またはそう言った人が避けてしまわないような。そんなものをつけるべきということです。

　ただ単にアクセス数が伸びればいいというものではない。

　あまりにもわかりやすかったのでまた「最強」という単語を使わせていただきますが、中には「最強」という単語を見てそれだけでクリックしない読者の方もいらっしゃることと思います。

　ですから私の場合はその実験をして以降、「最強」という単語を含まないタイトルを考えるようにしました。

　まあ、精神衛生上の問題もあります。

　タイトルと内容がかけ離れていると、一旦フォローしていただいてもすぐに外れてショックを受けたりするので。

　で、じゃあ具体的にどんなタイトルをつければいいのか教えろコラ？ という方の為に、あくまで私の主観でこういうのがいいんじゃねえのかコラ？ という提案をします。

　web小説としてオーソドックスなものでいえば、「序盤の展開を大まかに説明したもの」になると思います。

　例えば鈴木という名前の高校生がトラックにひかれて転生してゴリラになったんだけど、チートスキル持ちで最強だったから無双して魔王になるという作品があったとします。どこかで聞いたような話ですね。

　個人的に一番いいのはそのまま「転生したらゴリラだったけどチートスキル持ちで最強だったから魔王になったウホ」だと思います。ウホはお好みでどうぞ。

　これが重要なのですが、逆にだめなのはどんなものかというと「俺鈴木だけど転生したらゴリラになってたわ」とか、「蘇った鈴木が魔王になるまで」とか「ウッホウホホホウホホホホ！？」など。

　こういった「タイトルから正確に内容を想像しづらいもの」です。

　上記の作品の場合重要なのは「異世界転生」もので「主人公最強」であり「無双して頂点に立つ」部分だと思うんですよね。

　第一回は以上です。最後にこれ言うのもなんですけど私いわゆる底辺作家というやつですので、あくまで底辺作家の主観によってかかれた戯言と思いながら読んでいただけますと幸いです。

　ここまで長文駄文にお付き合いいただきまして、ありがとうございました。