「紫水晶の双眸は、終始ティリーアを追っていて」
二人で何を話しているのだろう、何を話すのだろうと、色々と妄想がはかどってしまいます。
自分だったら何を話して欲しいだろうか、そんなことを考えておりました。
ティルシュがハルの前で、自分の意思をハッキリと告げる。
これ人類を代表した個人と、世界そのものとの新たなる誓約なんですねっ。
砂漠の焚火のそばで何気ない雰囲気の中で交わされるそれが、その後の世界の行く末に関わる。
何と言いますか、そのシチュエーションが好きです。
上手く言えませんが、場所の普通っぽいスケール感と、会話の内容の極大なスケール感のギャップが気持ちいいですっ。神話だっ!
ここでお別れでなく、まだまだジュラと一緒に居られるのが嬉しかったです。
お父さんお母さん、そして国を取り戻せーっ(・v・)
作者からの返信
夜の砂漠でキャンプ、憧れのシチュエーションなのですが、人間である限りは実現厳しいですね!
途切れていた二人の永遠がもう一度つながり、話したいことも聞きたいこともあふれているに違いありません。存在としてはどちらも世界の枠組みから外れているので、もう何にも邪魔されず、二人の時間を重ねていくのだろうと思います^ ^
迷い続けていたティルシュもついに、覚悟を決めたようです。
ですです! この物語が新たな神話となり、奇跡の基盤となってゆく。世界はまだまだ滅びの運命と隣り合わせですが、きっとここから未来が少しずつ軌道修正されてゆくのでしょう。
好きと言ってくださり嬉しいですーっ! こちらの世界はだいぶ回り道をしてしまいましたが、はじまりの時代に小さな村で魔法が始まったのと同じように、砂漠のささやかな集いが世界の運命を導いていくことになります^ ^
ジュラはもうしばらく、ティルシュに付き合ってくれるようで!
この物語は終わりますが、彼らは人として新たな時代を築いていくのでしょう。ご両親も取り戻さないといけないですからね!
最後の最後に、お馴染みの彼が登場します。
伝説の終わりと、あの子も交えた後日談を、どうぞ見届けてください♪
ティルシュくん、いよいよ覚悟を決めたのですね。心強い仲間が…剣士も盗賊も旦那さまもついてるのだから、きっと素晴らしい王様になる!
それにしてもエフィンさんは矜持とか言ってないで素直にお迎えに行ってほしいですよ~。
ファイアくんも早く見たいけれど、この物語が終わるのは寂しいな…。
作者からの返信
はい! 彼の覚悟もようやく決まり、彼らの物語はもう少し続きます……が、「それは別の物語。いつか語られる時があるかもしれません」。旦那さま……(・ ・*
エフィンのこの後もこれ以上は語られませんが、実はここでジュラとの縁が(多少なりと)修復されます。彼は善人になることはできませんが、彼の願いへの道筋もまた、拓けたはずです。
ラストは銀竜で〆て、外伝にファイア。
あとがきのあとは巻末付録に裏話などを載せて、終わりになります(^^
本当にもう終わり間近ですが、最後まで楽しんでいただけますように!
シエラって、ほんと、ぐらんぱ!
作者からの返信
竜族の年長組の中ではダントツに人間世界に馴染んでいるかもしれません。面倒見の良さはもはやおじいちゃん……(笑)