世界を知らない人々と同じく

世界を見るのは偉い人だけ

飢餓の映像を見てやるせなく思い

空爆の様子を見て憤りを感じる

でもそれはすべて現実


宇宙のことを考えれば良いのさ

宇宙には何があるかわからない

何が幸福で

なにが不幸かもわからない


そんなものは言葉の遊び

目をそらしてるだけだって?

そうかもしれない

でも私に何が出来る?

でも貴方に何が出来る?


知ること (本当に?)

思うこと (知らないのに?)

愛すること(ああ・・・)


余裕はあるか

その余裕をあげられるのか

それが何かの足しになるのか


恵まれないとはどういうことか

どういうことか

いろんなこと

そんなこと

あんなこと


貴方は

大邸宅に住み

毎日、豪華な料理を食べ

健康で好きな事ができる


しかし、話相手がいない

いない

いない


挨拶くらいは出来る

でも

そうじゃない


分け与えればそれで良いのか

それが本当に望まれているのか


彼らは世界を知らない

彼らは映画を見ているだけ

いったい何を共有してる


相互作用なんて無い

あまりに一方的なのが現実さ

ワンサイド

オフサイド

インサイド


想像力と妄想の境界はどこか

そういう話は疲れる


映画でも見に行きましょう

それとも、コンサートに

美しくて、素晴らしくて、それが何だろう

そんなものは、麻薬と同じだ


余計に、いらいらさせられる

未来を考えないことにしようか


考えるとつまらない

何が起こるか分からない方が自然なのだし

見え透いた明日なんて

明日じゃないし

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