なんとなく慣れてきての先輩後輩関係
30:二学期もとても賑やかにはじまりましたよ。
夏休みも、明けて。
まだ親しいとまでは言えずとも、なんとなく交流ができてきた、後輩くん。のちの彼氏ですが――。
文芸部の活動は原則、週三に戻りました。
ですが文化祭を二学期早々に控え、文化祭に合わせて出す部誌のために、私はあれこれ部員に声をかけたり締め切りを提示したり再確認したり原稿を催促したり、原稿を確認したり意見会を開いたりお互いに推敲してみたり、印刷機を予約したり部室を確保したり、顧問の先生に話をしに行ったり、などと……たかが中高の文芸部の部誌、されど中高の文芸部の部誌。なかなかにばたばたして、なんだかんだ文芸部は臨時でたくさん活動をおこなっていた記憶があります。
状況については、むしろ当時の私のウェブ日記を引っ張り出してきたほうが伝わりやすいかなと思うので。
雰囲気を味わっていただきたいという思いもありますので、手をなにも加えずに以下に掲載してみましょうか。
★2009年9月14日
文芸部の部長をやっています。
わが文芸部の実態は、集まってとりとめもなく喋りあい、ときに小説を書いたり批評会をするというものです。
しかしそんな雑談の割合の高いわが部でも、文化祭一週間前のこの時期は結構文芸的な仕事があります。小説の推敲とか、印刷とか、装飾の準備とか。今年も文芸部につきっきりで準備するよー。
一週間ほど私が風邪で休んでしまって、いろいろとスケジュールがギリギリになってしまったのです。まったく申し訳ないことです。自己管理はしっかりしたいものです。
今も文芸部の小説のお仕事をやっていました。
知りあいの書いた文章を読むって、それだけで楽しいものです。
★
と、いった感じでして。いやほんとに、ばたばたでしたね。
そして後輩くんは後輩くんで、文芸の原稿もあるし、それ以上にたぶんずっと演劇の公演の稽古が忙しいというところがあり。
お互い毎日のように顔を合わせる機会はあれど、ちょこっと話してそれぞれの仕事があるみたいな、賑やかな二学期の幕開けでした――。
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