第50話「お二人さん熱いね〜?」




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「にゃー!」


何この生物。もう貴重で保管(意味深)したいぐらいに…


「可愛い…」


「桜ちょーっぷ!」


「いて…」


声に出したものの、思ったより痛くなかった。桜の優しさがうかがえるね!


「こんなところでそんなこと言わない!」


「ごめんなしゃい…」


ぺこっ!っと俺は頭を下げて謝る。

あと、地味に噛んだ。

桜はぷんすか!というように腕を組んでいかにも怒っているという感じ。


「な〜んてね!怒ってないよ〜」


「よかった…」


俺はほっと胸をなでおろす。

それを見た桜は追求するように顔を覗かして、


「なに〜?ホッとしちゃって〜!私に嫌われたとでも思ったの〜?」


「うっ!うるさいもん!」


「"もん"って…何歳なの?」


「うーんと…16だな」


「そういえば誕生日まだだもんね〜」


「うん」


因みに俺の誕生日は12月10日だ。あと1週間後だな〜。


「んでんで〜!なんで私に嫌われたくないの〜?」


「えっと…その…」


「なになに〜?」


桜は強要する。誰でもいいたくないでしょこんなん!

そんなことお構い無しにニヤニヤする桜。


「そっ…それは…!」


「それは〜?」


「さっ…寂しいから…ったああああ!恥ずい!穴があったら入りたい!」


「私の…「違う!」


「まだ何もいってないのに!」


Q.恥ずかしさ隠しのために言葉を止めたが、その後の展開は考えてない俺はバカでしょうか?

A.YES!……ちくしょぉぉおおおお!


「お二人さん熱いね〜?」


まさかの母さん登場。ニヤニヤとした視線を送ってくる。

その視線を受けた桜は瞬時に俺から離れて顔を真っ赤にした。

うん…この桜を一言にすると…『尊い』だな。異論は認めない。


「なになに?私の知らない所で〜?そんな関係に〜?なっちゃったの〜?」


「違うわ!」


「じゃあどんな関係?」


なにこの人。言っちゃいけないんだろうけど…ウザいです。超絶ウザいです。

例えば…殺虫剤切らしてるときに限って出てくるGのようにウザい。


「普通に兄妹」


「あ〜…つまんない回答」


一瞬母さんの目から光が消えたんだが!?怖え…


「なんか…ごめん」


「許そうではないか!」


目の輝きは戻った…が、目の奥が笑ってない!

母さんってこんなに笑いに厳しいのか!?


「私…少し悲しいな」


「私が抱きし…「帰れ!」


桜ちゃん怖い…でも好き! by作者


<hr>


成功できない人間は成功者が積み上げた努力を想像できないから成功できないのよ。私だお!…ひゃい。(噛んだ…)

アニメ名言集Part5!

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。です。

50話ですよ!節目ですね〜。

そういや今月と言ったら…あ、雪の降る季節ですね!

え?クリスマス?知らねーなー?なにそれ?…彼方たちはいいな…恋人欲しい…(二次元に限り)

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〜初恋の人は妹〜 ツンデレ妹のことが大好きなお兄ちゃん。 あいす @Aisu_1024

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