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「爺さん、有難う!」


 あなたは老人に深々と頭を下げると、早速その遺跡に向かって歩き始めた。話によれば、遺跡は村を出て山を越えた向こう側の斜面の何処かにあるとの事。

 情報としては精度が低かったものの、言ってみれば何か分かるだろうとあなたは根拠もなく楽観的に信じ込んでいた。


 言われた通りに進むとちゃんと目の前に山が見えてくる。ちょっと苦労をしながら山を登っていた時、あなたの目の前に美しい羽を持つ霊獣が現れた。この島の守護獣か何かなのだろうか。

 あなたがその美しさに見とれていると霊獣は音もなく優雅に飛び去っていった。



 霊獣を追いかける

https://kakuyomu.jp/works/1177354054887547235/episodes/1177354054887606222

 去っていく霊獣を見送る

https://kakuyomu.jp/works/1177354054887547235/episodes/1177354054887606266

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