130 遺跡2へ
「おお~い! 待ってくれえ~っ!」
霊獣をもっとよく見ていたかったあなたは、去っていく聖なる生き物を一生懸命に追いかけた。
しかし一方は空、一方は山道と言う事でどんどん距離を離され、あなたが木の根っこに足を取られて思いっきりつまずいた時、ついに霊獣の姿を見失ってしまう。
霊獣に追いつこうと無我夢中で走った事であなたは道に迷ってしまっていた。それから勘を頼りに進んでいくと、あなたの中に眠る謎の感覚が疼き始める。
その感覚を頼りに歩いていくと、あなたの目の前に古代の遺跡が現れた。いかにも何かが眠っていそうなその遺跡を前に、あなたは興奮を隠しきれない。
こうして、あなた達は島に眠る古代の遺跡へと足を踏み入れたのだった。
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