韓国について違った視点から
ネコ エレクトゥス
第1話
近年また太平洋戦争時の日本の行った出来事や、それに対する韓国の反応がクローズアップされている。これらの出来事について僕は専門家ではないので詳しく書けないが、最近の韓国の対応についてそこから見えてくることがあるので書いてみたいと思う。
韓国は何故補償の問題を含め話を蒸し返すのか?
韓国は何故話を蒸し返すのか?理由は簡単、極端な表現をすればこの問題が解決してほしくないから。
それでは戦争に関する問題が全て平和裏に解決したとしよう。その次には何が起こるのか。これについてはドイツとポーランドの関係が理解の手助けをしてくれる。
大戦に関する問題を全て解決し協調関係に入ったドイツとポーランドでは何が起こっているのか。ポーランド人の労働者がドイツ企業に働きに行く。ドイツ製品が大量に流入してくる。つまり軍事的な植民地ではなく、文化的な植民地が生まれているのである。これについて別にドイツ人が悪い訳ではない。真面目で賢いドイツ人はただ自分の仕事をしてるだけ。ではポーランド人が悪いのか。もちろんそんなことはない。ポーランド人には敬虔なキリスト教徒が多く、欲張らず日々の糧を得られることに満足している。しかしこの関係では必ずポーランドがドイツの文化に取り込まれるという事態が生じてしまう。実は韓国が恐れているのもこの関係なのだ(北朝鮮も同様に)。
もし日本と韓国の間に何も障害がなくなったら韓国の人たちはどうなるか。
「車買うなら日本の車にしよう。」
「働くなら日本の企業がいい。」
地図上に確かに韓国という国は存在しているのだが、日本の文化圏の一部という位置付けになってしまう。これでは戦前の状況と同じではないのか?自分たちのアイデンティティーを確保するためにも彼らはこう叫び続けなければならない。
「日本人は確かに素晴らしい。しかし彼らは過去に我が民族をを奴隷として扱った。」
「日本製品は優れているが、日本企業は過去の清算をする気がない。」
日本とアメリカも同じような関係に入っているように見える。だがアメリカと対等な関係を築けるほど日本の潜在能力は高い。多数の優れた科学者や文学者を生み出し、野球選手はしばしばアメリカの選手よりうまい。アメリカ人は日本の車を買うのに日本人はアメリカの車を買わないという状況まで起きている。韓国にはそこまでの総合力があるのか。
現在のところ、No。では将来は?少なくとも近い将来は、No。
そもそもなぜ韓国には優れた科学者や文学者が現れないのか。それは韓国の文化を見ればわかるのだが原色の文化であるということ。中間色について考えない文化では科学や文学は発展しない。その代わり原色の文化であるということは庶民の文化であり、農民漁民の文化でもある。彼らと触れ合うと温かさを感じるのはそこから来ている。その点でも韓国とポーランドは似ているのかもしれない。
結局のところお互いに敬意を払える状況を作れるまで淡々とやるべきことをやるという以外にはないのだろう。それまでには両国共に馬鹿な政治家が足を引っ張らぬこと。
韓国について違った視点から ネコ エレクトゥス @katsumikun
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