創作界隈の空気のあれこれ
#なんか見た
ってハッシュタグ付けようかってくらいの内容。
「自作を読まれたら相手の作品を読まなければいけない空気があって、それが嫌だ」
という話を聞いたんだけど、基本的にこれって考え方一つだと思う。
「読まなければ」
と思っていると確かに嫌だし苦痛なんだけど、
「なに読もうかな」
って思ってるときに誰かが読みに来たら
「じゃあこの人の作品読んでみようかな」
ってなるから、寧ろ渡りに船だ。
だって自分の作品を読んで、コメントを残したり高評価をくれるって言うことはそれだけその人の好みに合ったってことだし、それなら相手も自分の好みに合う作品を書いている可能性が高いってことでしょ? 膨大な量の中から自分に合った小説を見つけ出すのってめちゃくちゃ苦労するけど、こうして向こうから来てくれたら凄く楽じゃない?
ようは、探す手間が省けるだけの話なんじゃあねえの? とか思ったり。
それに、自分が作者として接するパターンと自分が読者として接するパターンの両方味わった方が単純に面白いし、仲良くなれた感じがする。仲良しこよしは僕は結構好きだよ。仲良く出来る相手をわざわざ突っぱねる必要もないしね。創作仲間とワイワイするのは楽しいし。
そういうのが嫌だと言うなら別に読まなければいいだけの話。
読まなければいけない空気ってのを感じても、基本的に読む読まないは自分の勝手でいいと思う。
相手が読んでくれたからって自分が読みに行く必要はない。僕もほとんど読みにいかないし。そもそもなに読もうかなっていう状態があまりないし。(大いなる矛盾)
「でも読まれたい! 読みたくないけど読まれたい!」
って考えているならもう書くしかない。
「書いても書いても読まれないんだよー!」
っていう人も居るかも知れない。でもさ、じゃあ逆に聞くけど本当に書いた? めっちゃ書いた? 短編、中編、長編書いた? 全ジャンル書いた?
僕はライトなものからハードなものまでいろいろ書いたよ。
・現代ドラマ:19
・現代ファンタジー:14(未投稿+1)
・SF:9
・異世界ファンタジー:6(未投稿+1)
・その他:5
・恋愛:3
・ホラー:3
・ラブコメ:2
・ミステリー:2
合計63作
2017~2020年までの3年間で。(今はゴチャ付き防止&公募のために非公開になっている作品がほとんどです)
こんだけ書いて誰も読んでくれないなら、それは本当にただ運が悪いだけだから僕が読みに行くよ。でもさすがにこんだけ書いたら誰か一人くらいには読まれているだろから、僕が読みに行くことはないよ。
「誰の作品も読みたくない」「この創作界隈の空気が嫌い」
ってドアを閉ざしてさ、もしも長編一本をだらだら書いてるだけの人間が「読まれない!」って嘆いているんだったら「知らねえよ」って言うしかないよ。
創作仲間とワイワイやりたいんだったら変なプライドは捨てて読み合うといいし、そういうんじゃなくてとにかく書くに徹したいというのなら書きまくればいいんだよ。60作以上書きまくって投稿しまくってたらさすがに誰かの琴線には触れるよ。逆にもし誰からも相手にされなかったらもうメフィストに送ろう。そんだけすさまじい個性があるってことなんだし。
ちなみに僕は創作仲間とワイワイするのが好きでTwitterでよくやり取りするよ。それが刺激になってまた書くことに繋がるから、ワイワイするのも書くための養分になるよ。遊んでるわけじゃあないんだよ(嘘ですめっちゃ遊んでます)。
まあ、なんだ。いろいろ言ったけど、せっかく創作やるんだから、楽しくやればいいじゃんか。本当にもうなにもかも嫌だって言うなら公募だけに送り続ける方法もあるし。(つーか昔なんてそれが当たり前だったし)
そうして、一人一人にあった執筆の環境をそれぞれが手に入れて、一人でも多くの人が筆を折らずに済みますように、というのが正直なところ。
創作家が創作辞めたら……生きるのしんどいじゃん。せめて創作の中だけは自分の生きやすいように生きて欲しいな。それが願い。
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