僕のレビューを利用して、快適な読書ライフを
お前は読書のセンスがないんだよって言われたら終わるタイトルだけど、多分大丈夫だと思う。周りの作家さんみんな実力あるし、その人たちの作品読んでやっぱり面白いって思うもん。
確かに人のセンスって言うのは全然当てにならないことがあると思う。
結局『面白い・面白くない』ではなくて『合っている・合ってない』なので、どれだけ面白い作品でも自分に『合ってない』作品は自分が面白いとは思えないだろう。
それでもなぜ僕が僕のレビューの有効性を語れるかと言うと、文章作法と誤字脱字の問題が絡んでくる。
『文章作法について』
まず、そもそも僕が書き手であることを念頭においてほしい。公募に送るために、文章作法はこれでも一通りわかっているつもりだ。
なにが言いたいかと言うと、僕が最低限守っている文章作法を守れていない小説を好んで読むことはないから、感想付きレビューには文章作法が守られている作品がほとんどだということ。だから文章作法が乱れた作品は読みたくないんだと言う人は、僕のレビューを見て作品を見に行ってほしい。
もちろん例外はある。だけれどそれはさっき言った守破離だ。もはやその方のルールになっているだろうやり方なら、まったく問題視しない。そしてやはりそう言う人は行き切っているので、その作法崩しによって生まれた世界観を楽しめる仕様になっている。僕のレビューから飛んでその作品の文章作法が崩れていたら、それはわざとなんだと思ってほしい。代わりに品質は保証する。
『誤字脱字について』
誤字脱字のない作品。そんなものはこのweb小説界に存在してないと思っている。だから誤字脱字があることそれ自体は問題視しない。そして誤字脱字の多さが作品の評価に影響することもない。しかし読みにくいのは確かだ。なので僕は見つけ次第、作者のTwitterのDMに誤字報告を送る。作者も迅速に対応してくださる。
そして僕がレビューをしていると言うことは読み終えたと言うことなので、僕が文章校正した——誤字脱字の少ない(見落としがあるのでないとは言えない)作品に仕上がっていると言うことになる。
ちなみに僕は誤字脱字だけでなく、文法(てにをは)、重複、方言(限定的な言葉遣い)、表記揺れ(漢字↔ひらがな、僕↔俺など)も指摘する。
でもこれは、文体に触れる問題なので言う際には必ず作者に確認を取る。(「今回この部分が気になりましたが、敢えての表現ならすみません。以後このような指摘はしない方が良いでしょうか? 文体に拘わる問題なので正直に仰って頂けるとありがたいです」という感じで)
僕はこれを、相手がプロでも関係なくやる。TwitterFF内なら。プロも間違えるのだ。
しかしこんだけずけずけ言う僕でも、作品のコメント欄に書くのはなかなかにためらう。だって応援コメント欄に
○○「面白かったです!」
○○「泣きました( ノД`)」
○○「感動しました!!」
詩一「誤字報告です」
は?
ってなる。作者的に誤字報告がありがたくても、次にコメント書く人は
「……え、ちょ、……ちょっとぉお! え、あ、あ? え? もう、ちょっとぉお! ちょっとおおお!」
ってなるに違いない。もうほんとやりたくない。(実際は、感想は感想で書いておいてその下に誤字報告をするけどね)
なので出来ればDMに送りたい。だからTwitterでフォローさせて頂くのだが、フォロバがない場合は諦めてコメント欄に書く。
他の方の感動を薄めていたらマジにごめん。
まあそう言うわけで、こちらも品質保証がされているわけだ。
……偉そうに品質とか言ってごめん。
でもこの二点は確約できる。文章作法に則った作品(仮に崩していても世界観のある作品)&誤字脱字が少ない(ないとは言えない)作品。
これだけでも読む前のハードルがぐっと下がるんではなかろうか。
だから僕のレビューを利用して、快適な読書ライフを送ってほしいと切に願うのである。
ちなみに、今回のカクヨムコンは特に読んだものにはなるべくレビューを付けるようにしている。その方が応援になると思うから。
で、今回こういう感じで一覧を作ってみた。(随時更新)
【カクコン2020】レビューまとめ
https://kakuyomu.jp/works/1177354055144035793
これを作った一番の理由は「いぇーい! こんなにも書いたぜ! 凄いでしょ! 褒めて褒めて!」なんだけど、二番目の理由はやっぱり上でも言ったように作者を応援したいから。それも恒久的に。
レビューを書くこと自体は間違いなく応援になるし、読者からしてもレビューが付いている作品の方が安心して読める。でも、レビューはやはり一過性のものだ。カクヨムのトップページにドーンと出るけれど、すぐにスルーっと流れてしまう。そこで誰かの目に止まればいいけれど……。だから二段構えでTwitterにも書いたレビューを流すんだけど、それもTLをスルーっと流れたらおしまい。なんかこう、ずーっと形に残しておいて、いつでもみんなが好きなタイミングで見れる状態ってないかなーって思ったら、上記の【カクコン2020】レビューまとめを作ることになった。
いや、詩一の『プロフィール』から『おすすめレビュー』を見ればいいんじゃないの? って思う人もいると思うけどさ、ぶっちゃけ見ます? そこ。
……見ないよ。
だからページを作るに至った。
そんで、ちょくちょく更新して、Twitterに流して人の目に触れる機会を増やそうかなって。
これは野望って言うか、なったらみんなが嬉しいことなんだけど、【カクコン2020】レビューまとめがランキング上位に行って人目に触れるようになったら、多くの方々の目にも止まる可能性がある。その方々がそれをフォローして上から順に見て行ったらどうなるだろう? 僕が応援している作品がカクコンランキング上位を独占……!?
なんて素敵なことが起きるかも知れない。
起きたらいいな!
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