ドッキドキの収入報告&相乗り馬車でユリーガノの夜景を見に行ったよ
皆さん、どうも! 異世界プロブロガーのはばけんです!
いやあ、最近、無性に日本食が恋しくなってたんですよね。そしたら、25~30分くらい歩いたところにある酒場で、魚の干物を焼いたおつまみを出してることを知ったんです。「これ焼き魚じゃん!」って感じでめちゃくちゃテンション上がりました!
1つ欠点があるとすれば、焼く時に香り付けのために変なソース塗ることくらいですかね。香り自体は別にいいんですけど、緑色した半身は食欲が失せます……w
さて! 皆さんお待たせしました! 毎度ドキドキワクワクのアフィリエイト収入報告ですよ!(自分だけ興奮している)
王都を離れ、他の異世界転移ブロガーには書けないオリジナリティーのある記事は書けるようになったかと思います。金額にも反映されてるんでしょうか。
今回の収入は…………
ダララララララララララ……(ドラムロール)
ドドンッ! 920ゴート! 日本円で46,000円!
うおおおおお! 900を超えた! これは嬉しい!
いやあ、前回702ゴート(約35,000円)だったんで、一気に200ゴート、1万円増えたってことです。800ゴートどころか、900ゴートも超えたので、大躍進ですね!
一応きちんと生活費はつけていますが、前の収入から今回までの期間中、家賃80ゴート込みで、計780ゴートでした。引っ越す前にドワーフにたくさんお酒飲んでもらったせいで、酒代が大分やばいことになってましたね……笑
[大酒飲みのドワーフはどんなお酒でも飲むのか! 徹底検証!]
https://kakuyomu.jp/works/1177354054887528809/episodes/1177354054887818129
この結果を見て、ようやく僕は、お預けにしていたガッツポーズを「うしっ!」と決めました。
900ゴート稼いで支出が780ゴート。つまり、もう家賃を払って貯金をしても、生活が回るようになったんです。
いやあ、なんかね、正直ものすごく安心しました。前回の収入報告のときにはダウナーになってましたけど、やっぱり不安が無かったと言ったら嘘になるんです。
でもようやく「自分で自分を食わせられる」ようになったんです。社会人として1つのハードルを超えられたな、という感じです。
公務員時代の自分にも胸を張れますね。「僕は異世界に来て、ちゃんと生活できてるぞ」って。あの時の僕が「言わんこっちゃない」って嘲笑わなくなった、というか。
とにかく、一安心です! やったああああ!
そんなわけで、自分へのご褒美を兼ねて、夜景を見に行きました。
この前、おばさん達の井戸端会議に「あっ、はばけんさん! ちょっとおいでよ!」って呼び止められて大量の果物(名前・味ともに不明)をもらったときに教えてもらったんです。ここから馬車で国土のほぼ最南端に行くと、とてもすごい夜景が見られるって。
で、夜になって馬車の待合所に行ったんです。
馬車、夜になると深夜料金なんですよね、一丁前に……笑
と思いながら待ってたら、到着した馬車の客車(というかタイヤ付きの箱)にドワーフが乗ってるんですよ。
あー、もう一台待つのか、結構遅くなりそうだなあ、とため息をつきそうになったその時。
「あ、兄ちゃん乗る? じゃあ途中まで相乗りしなよ」
「おっ! お前、噂のはばけんだな? いいぞ、乗れ乗れ、ダッハッハ!」
そして言われるがままに僕はドワーフ(酔っ払い)と同じ箱に乗りました。
正直、このときはちょっと良かったと思ってたんです。
2人でギュウギュウになってれば、揺れることはあってもあちこちに体をぶつかることも少ないかなって。
ギャリン、って音がするまでは。
「そうだ、はばけん。俺ぁ、今日作ってきた国王軍に渡す用の剣持ってっからな。鞘はねえから、ぶつからないようにしろよ、ギハハハッ!」
「へ? あ、え! ちょっと待って! あの、剣、それ、危ない、その――」
「ハイヤーッ!」
(ここからは音声のみでお楽しみください)
「ぎゃあああああ! 危ない! ちょっと! それ! 危ない! 振ら! 振らないで!」
「うははっ! おっ、枝がある。よし見てろ、俺が斬ってやるからな、刀身に気をつけろよ」
「いらない! いらないから! ぎゃあああああああああ!」
本当に死ぬかと思いました……苦笑 結局暴れて酔ったし、二度と相乗りしません!!!笑
※ネタになるエピソードができてちょっとだけ美味しいと思っている
***
さて、そんなトラブルも乗りこえて、国土の最南端へ。なるべく楽しめるように、あえて上を見ないで、なるべく視線は真正面にして、緩やかな山を登りました。
そしてようやく頂上。目を瞑ってゴロンと横になり、「3、2、1」と数えて目を開きます。そこには。
「あっ………………………………」
本当にすごかった。言葉を無くしました。ブログなんて、文字なんて本当に無力だなあと思います。
動画をアップしたって伝えられない。写真に撮っても伝わらない。
僕は小説家ではないので陳腐な表現しかできませんが、本当に、本当に、宝石のような星がブワーッと広がっていて、もう横になっていたら視界が全部星で占められてて。
何でしょうね。手垢のついた表現だけど、もう、本当に、自分なんてちっぽけだなあと。
バカみたいに綺麗な空の下で、詳しい歴史も知らない国で、どれが何座かも分からない星を見て、なんだか無性に感動してしまいました。
気候もちょうどよくて、ずっと見てたなあ。スマホに入ってるピアノジャズを流して、すぐに光を落として、天然のプラネタリウムです。
王都から離れてこっちに来なかったら知れなかった、大好きな場所ができました。
結構お金かかったけど、また嬉しいことがあったら行くつもりです!
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