ブロガー仲間とエルフが遊びにきたからホームパーティ―で王様ゲームしたよ!

皆さん、どうも! 異世界プロブロガーのはばけんです!


最近は勝手に「ユリーガノで地方創生!」を掲げています。笑

いやあ、今日も空が高いし意識も高いっ(←)


異世界ってのどかで娯楽がなさそうですよね? でも心配要りません、実はこの世界にもゲームがあったことを初めて知りました!

どんなゲームかって? それはこの記事の後半で!(やっぱりかーい)




***




さて、ユリーガノ王国の田舎に越してきてから少し経ちましたが、昨日はブログ仲間のオーリーとてんしゅんが王都の方から遊びにきてくれました。2人ともすっかり友人兼ライバルですw


とはいえ、このあたりにみんなで遊べるような場所もなく、ただ酒場に行くだけでもつまらないということで、ホームパーティ―をすることに。



普通に馬車に乗ってきたら日中まるまるかかるので着くのが夕方~夜になるかなあと思っていましたが、なんと午前中に来ました。どうやら近くの町の簡易宿で1泊してから来たらしいです。



オーリー「こんにちはー!」

てんしゅん「はばけんさん、お久しぶりです!」



そして2人の後に入ってきたのは、長くて尖った耳、小さい背丈、細めで色白の体、サラサラの金髪、そして男女ともにビックリするほど綺麗な顔立ち。


「うっす、はばけん」

「面白そうだから来たわよー」


なんと! 仲の良かったエルフ2人、男子のリージャと女子のキルフェも一緒に来てくれました! 何これ、僕人気者じゃんw



そんなわけで、まずはご飯の準備です。1人1品持ち寄り+全員で僕の家のかまどを使って1品作ります。


ユリーガノ来てからこっちのご飯が珍しくてずっと外食ばっかりしてたうえに、家で食べるときも手抜きでパンやナッツだったので、こっちに来てから初めて家のかまど使います。笑



いやあ、エルフ2人の火おこしの手際が良いこと良いこと!

僕も普段お風呂に入るときにやってるから、薪を切ったり集めたりは大分慣れてきましたけど、着火のスピードが全然違いますね。


「さすがだなあ」

「当たり前でしょ。こっちは50年やってるのよ」

「異世界人と一緒にされちゃ困るぜ」



そうなんです、エルフは長寿ですから、見た目若くてもこうなるんですよね。笑


平均寿命は240~250歳くらいなので、日本人の3倍くらいでしょうか。男子のリージャは60歳、女子のキルフェは54歳です。もう男子女子って年じゃないかなw


ちなみにエルフは45歳で成人ということですので、お酒を呑んでも大丈夫です。笑




こうして無事に火が付き、早速料理に取り掛かります。

今回作るのはファンテマーズ。以前のブログでも紹介した、ユリーガノ風のグラタンです。


[異世界に転移したらこれ食べんしゃい! ユリーガノの美味しい家庭料理5選]

https://kakuyomu.jp/works/1177354054887528809/episodes/1177354054887681302



写真がアップできないので、作り方気になる人は「グラタン 作り方」でヒットしたページをもとに想像してみて下さいw



①まずは、小麦粉を練って乾燥させたもの(パスタ的なもの?)を茹でる

②よく分からない肉、色の不思議な野菜、とんでもなく甘い香りのするキノコを一口四方に切る


出ましたよ、また正体の分からない肉がw 前回お隣さんにおすそ分けしてもらったときもそうだった気がするw

持ってきたキルフェに聞いてみました。


はばけん「え、キルフェ、これ何の肉なの?」

キルフェ「……ふふっ(ニコッと微笑む) さ、切りましょ」

はばけん「教えてよ!笑 魔物の肉、とかじゃないよね……?笑」

リージャ「……知らない方が良いこともあるだろ?(微笑む)」


なんかわざとらしい誤魔化し!笑


調理は続きます。


③具材を塩コショウで炒める

④パスタ的なものと具材を鍋に移して、牛乳を少しずつ加えて加熱しながらよく混ぜる

⑤皿に移して蓋をし、かまどに直接放り込む(!)


はばけん「え、直接入れるの? 大丈夫?」

キルフェ「んー、まあ大丈夫でしょ。家事にはならないし」

リージェ「最悪、丸焦げになるだけだ」

オーリー「はばけんさん、焦げたら焦げたで美味しいかもですよ?」

てんしゅん「そうそう、人生チャレンジですよw」


すごいアバウトな料理だ!笑 そして日本の2人もアバウトw



というわけで、何とかファンテマーズも焦げずに完成し、料理も揃ったところで、ワインでかんぱーい!



ああっ、パーティーの様子、写真アップできないじゃん!(知ってる)

僕のスマホには残ってます。こっちまで来たら見せてあげますね!笑



昼間から全員が持ち寄った料理をつつきながらお酒。最高ですね!

部屋が広いので、眠くなったら別の部屋でちょっと横になったりしてもいいですし、何よりみんな予定がないので「今日泊まってく?」「ああ、そうしよっかな」で泊まり決定になるのが、なんか学生っぽい自由さでたまりません。



そうそう、ご飯食べてる途中に、エルフの2人が大きめのカードみたいの取り出したんですよ。


「ゲームやろうぜ!」

「もう少し人数多い方が楽しめるけどね」


え、ゲーム! こっちの世界にもカードを使ったゲームがあるなんて!



そして「ちょっと複雑だから、プレイしながらルール説明するよ」とカードが配られます。

捲ると、そこには「エルフ」と書かれた絵札が。



「このゲームはエルフ陣営とゾンビ陣営に分かれて戦うのよ」

「じゃあ、まずは夜のターンだ。ゾンビは誰を襲撃するか決めてくれ。その後昼のターンになったら、誰が怪しいか相談して1人処刑しよう」


これ……人狼だ!笑


「エルフゾンビ」というゲームらしいです。概念もほぼ一緒だw


印刷技術がないから全部手作りなので、本気になればどれがどのカードか見破れちゃいそうですけど、それは野暮ですよねw

ルールは少し違う部分もありますけど、王都で結構人気みたいですよ。笑



いやあ、リージャもキルフェも、なかなか狡猾で白熱しました。ビリは素直過ぎたてんしゅんです。笑



その後、さらに別のゲームをすることに。

女子キルフェが紙に数字を書きながら進行してくれました。



「じゃあこの紙引いてね……はいっ、王様だーれだ!」


えええっ! 王様ゲーム! 男女入り混じる中で、そんな過激なことをしていいんですか!



「はいっ、私が王様です!」



なんと、キルフェが王様! そして僕の番号は3番! どんな指示が来るのか!



「じゃあ各自、今の水道整備の課題と解決策、徴税の影響を考えたうえで、財務局の立場に立って国民への通達方針をまとめて。発表は1番から、と言いたいけど、あえて4番から」



なんか違う王様ゲームが!笑 まさかの本物の王様役!


いやあ、さすがに国王のいるところではゲームも一味違いますね(←)




結局バカ騒ぎして夜中まで飲み、ワインを何本も空けながら4人全員に泊まってもらいました。


日本の皆さん、自由って素晴らしいですよ! ぜひユリーガノにどうぞ!

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