新居はこんなところ&ハーピーを見つけてはしゃいだらキレられた!

皆さんどうも! 異世界(田舎)プロブロガーのはばけんです!


今朝はなんか変な動物の「ギョリリリリリリ!」って鳴き声で起こされました!笑


コケコッコー(CV ニワトリ)やデーデーポッポー(CV キジバト)じゃないのw 獣か鳥かも分からないのが余計怖いですw



さて今日は、はばけんマニアの皆さん(←)が気になって仕方ないであろう、僕の新居をご紹介します!


前も説明しましたが、ユリーガノ王国の城や少し王都は、国のほぼ中央に位置しています。以前政務官に聞いた話だと、国は縦が約130kmということなので、王都から南北にそれぞれ60~70kmくらいあるわけですね。


で、僕が今住んでるのは国の南側の辺境です。のどかな田舎といった方が聞こえはいいですね。笑

王都までの距離は50kmくらいでしょうか。その気になれば王都から1日で歩けそうですが、足壊すと困るので2日かけてゆっくり来ました。



で、家自体は平屋の戸建てです。以前人が住んでいた空き家を格安で使わせて頂けることになりました。

間取りはなんと4K! 何㎡かはさすがに分かりませんが、どの部屋もそれなりの広さがありますよ! これははばけん、すぐにでも家庭が持てます(←)



気になる家賃は驚きの80ゴート! 日本円で「4,000円」ですよ! いやあ、地方だと広い家が安く借りられるのは日本も同じですけど、さすがユリーガノ、文字通り、桁が違いますw



ちなみに4Kと言いましたが、「キッチン」というとちょっと皆さんの思い描くイメージとはズレるかもしれません。かまどと調理台とやたら重いテーブルだけです。笑 自炊するかは未定ですよ!


お風呂は引っ越す前に住んでいた王都の近くの家と同じく、風呂釜のみです。かまどもお風呂も、どっちも薪で火をおこすタイプですね。


ちなみにユリーガノにはマッチが売ってます。なのでいちいち木をギコギコ擦って煙から火種を作る手間はありません。

これだけでも火おこしの手間が全然違いますからね、正に時短術です!笑


あと、前の家では近くにちょうどいい木がなかったので格安とはいえ薪を毎回買ってたんですけど、今は近くに山があるので自分で木の枝を折ったり切ったりしてますw サバイバルスキルのある男はモテる(←)



そんな田舎の家ですから、近所にはほとんど何もありません。前は隣にも家があったし、少し歩けば2~3軒連なったお店が見つかったんですけど、今はどの方向にも15~20分くらい歩かないとお店が見当たらないですね。


でも、不思議と孤独感はないんです。なんでしょうね、むしろ完全に1人になることで、逆に孤独感がなくなった、みたいな(哲学)


うまく言えませんが、「寂しくなったら誰かに会いに行けばいいよね」っていうセーフティーネットが心の中にある感じでしょうか。


近所に何もないんですが、実は10分歩くと馬車乗り場があります。正確には馬車らしきもの、でしょうか。笑 いつ来るのかもよく分からないしw


[異世界ラクラク快適旅? 馬車(らしきもの)に乗ってみたよ!]

https://kakuyomu.jp/works/1177354054887528809/episodes/1177354054887722556



でもあの揺れさえ我慢すれば! 馬車で1日かからず王都に行けます。向こうには知り合いもいっぱいいるし、行きつけの店もあるし、「泊めてやるよ」って人もいるので、行きたくなったらフラッと行けばいいんですよね。あるいは僕の家に招いてもいい。広さだけはありますから。


この家で1日中過ごす気はないんですよね。色んな町に行ったり、それこそたまには興味本位でバイトしてみたりしても面白いかなあと。


そんなわけで、新居の紹介でした! どんな生活が待っているか、今からワクワクしています!




***




そうそう! そしてお待たせしました! タイトルで気になっていた方もいると思います。


僕が「一度でいいから実物見てみたいなあ」と思っていた魔物、ハーピーに遭遇しました!!! いやっほおおおおおおう!


ハーピー、皆さんは知ってますかね? 顔は女性なんですけど、腕が鳥の羽になってて下半身も鳥になっている魔物です。



肉食で人を食べる、みたいな伝説もありますけど、以前酒屋のマシェンおばさんから話によると、そんな事例は聞いたことないとのこと。人の言葉も話せるし、意思疎通できるようです。でも、「割と気性が荒いから怒らせないようにね。ヘタしたらアンタ、爪で引っ掻かれるよ」とも言われてました。笑


見かけたのは、家から30分くらい歩いたところにある畦道あぜみち。辺りは果樹園でしたね。

遠くで、何かが飛んでたんです。で、やけにデカい鳥だと思って目を凝らしていたら「うおおお! 異世界! まさに異世界!」って感じで笑


そのときの興奮といったら! 「ハーピーだ! ハーピーだ!」って叫んでましたから。


やっぱりテンション爆上がりですね、ファンタジーの漫画やアニメで見ていた魔物と実際に遭遇すると。しかも絶対会いたいと思ってた種族なんで、芸能人見かけるより嬉しいかもw


で、1人(?)かと思ったら2人で笑いながら空を飛んでました。後で話を聞いたら、何匹かで群れて飛ぶことが多いみたいですね。



灰色と赤色、2匹で羽や体の色が違ってたんですけど、あれは何だったんだろう? 遺伝とかなのかな?


そして何より顔ですよ! ホントに可愛い。アイドルグループでセンター張って写真集出せそうな感じがありました。


いやあ、ホッとしたというか何というか。神話だとハーピーってすごく醜いって書かれてたりするのでw



でね、彼女達を追おうと思って畦道ダッシュですよ。「ハーピーだあ! 待って!」って感じで。



そしたら赤い方の子がフワッと降りてきたんです。やったぜこれはチャンスだ、ひょっとして僕のこと知ってるかな、とか思ってたら。



「いやあ、僕本物のハーピー見るの――」


 ドゲシッ!


蹴られた! 鳥の足で蹴られた! 痛い!



「アンタねえ! アタシ達にも名前があんのよ! アンタだっていきなり指差されて『人間だああ!』って言われたらイラっとくるでしょ!」


メチャクチャ性格キツい!



「え、じゃあ名前教えて――」

「イヤだ」


何このツンツンな感じは!笑



「いつもこの辺り飛んで――」

「教えない」


「今度良かったら一緒に遊ば――」

「遊ばない!」



そのまま飛んでいっちゃいました。笑 でもはばけん、めげません。いつか仲良くなってみせます!



ユリーガノ王国、まだまだ未体験に満ち溢れてます! どんどん記事にしていくので「ネタバレやめて!」って人は早くこっちにいらっしゃい!笑

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