第21話 あるもので作る

 え? 

 手作りクッキーはどうしたって?

 ハーブティー?

 ハーバリウム? 

 ボタニカルアート?


 いやいやいやいや。

 変わることもありますから。

 ちょっとそういう気分じゃなかったっていうか。エッセイってそういうもんじゃないですか(エッセイへの熱い風評被害)。


 だからね、今日はこれでいかせていただきます。このテーマで暴れさせていただこうかと。


 クリスマス?

 関係ねぇな!!

 こちとら毎日がエブリディなんでね!!

 止めてくれるな、おっさぁん!!


 ってほんと何言ってんでしょうね。

 急に冷静になりますわ、ほんと。


 さて、あるもので作る、なんですけど。もちろんお料理の話ではないんですよ(もちろんの意味とは?)。キャラクターの話です。

 皆さんどういうところから作ってるのかなぁって。


 大枠はね、良いんです。

 男or女、年齢はどれくらい? 性格はどんな感じ? こういう大体の部分は。


 問題はやはり細かいところ。

 どんな食べ物が好きだとか、学生の頃は何部に所属してたとか。癖とか、そういうの。

 出身地によっては方言だって調べたりしないと。


 自分の登場人物に北海道~東北出身者が多いのはそういう理由ですね。関西弁難しくて。博多弁の女の子とか可愛いんですけど。


 で。

 やっぱり、そういう細かいところって自分とか、身内のを拝借するわけですよね。

 0から作るって難しいんですもん。

 でもやっぱり自分の体験が多くなる。あとは、かなり身近な人、つまり、家族。


 だから、私の小説には、私の分身が多いわけです。ここだけ私、っていう。


 例えば、『魔法使いと珈琲を』https://kakuyomu.jp/works/1177354054883455199の、めっちゃ深爪する佳菜子さん。爪を短く切りすぎてコーヒーの飲み口が開けられない、床に落ちた紙を拾えない。ここは、まんま私のこと。

 それから、『オリヴィエ旅行記』https://kakuyomu.jp/works/1177354054886288989より、朝イチは温かい飲み物の湯気で鼻の中を湿らせるお嬢。もちろんここも私のこと。鼻の中乾燥するんですよ、だからね。

 あとは、『離れてはいけない。』https://kakuyomu.jp/works/1177354054886729234の座敷大人のAことカシコ、彼女のエピソードはアパートの火事以外はほぼ私のエピソードなのです。もちろん多少変えてますけどね。つまり、私が座敷大人!! こっわ!

 そして、『けうけげんの寝床』https://kakuyomu.jp/works/1177354054886647014の美容室のけうけげんみたいなもさもさ髪の毛、これも私ね。髪、もさもさなんですわ、私。


 さぁーってここからは身内を使っちゃったヤツ。

 『国見兄妹の【むかし】と【いま】』https://kakuyomu.jp/works/1177354054886786925、これはウチのちび達がそのまんま登場だ! ワハハ! そう、ネタの泉に住んでいるちびっこ2名。もちろん名前は変えてますけどね。【むかし】の方はほぼ丸々2人の話です。成長後の【いま】の部分は想像ですけどね。そんな仲良しに育ってくれ、っていう。

 ついでにいうと、お兄ちゃんは『春夏秋冬の』https://kakuyomu.jp/works/1177354054886468859の365日まーいにち絵を描きまくっているユキのモデルにもなっています。ここはほんと脚色なしに毎日絵を描いてるんですよ。美大云々は行けたらすごいよねーって。ただの親バカです、はい(笑) 保育園の婚約者っていうのも実在しますよ、ただ、たくさんいますけど(笑) ヒュ~ゥ

モッテモテェ~。誰に似たの、君。


 そんなこんなで、あるものから作っている私でございましたよ。

 やけに細かく好きなもの嫌いなものを書いてるな、無駄に多く語ってるな、って部分があったらそれはほぼほぼ私の経験だったりします。そういうところも含めてお楽しみいただければ。うふ。


 今回はスーパー宣伝回でしたね。あはは。

 メリークリスマス、皆さん!!


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