君だけに贈る、精一杯の愛を――への応援コメント
ずっと『』が気になっていたのですが、ラストで真相を知り辛くなりました
真相を知っているのは読者だけ
「伝えたい」のに「伝えられない」のが切ない
作者からの返信
本当の”気持ち”は、誰であれ伝えられなくなってから気付くものだと思っています。少なくとも、失くしてしまう寸前か、後かなのかかと。
私たちしか知らないからこそ、彼には”悲しい”気持ちと”辛い”気持ちしか残りません。私たちには違う心が持てるのだから、それを活かせるようにするべきだと思うのです。
君だけに贈る、精一杯の愛を――への応援コメント
愛おしさが、伝わらない事の悲しみと共に激しく伝わってきます。
状況と場景を文字たちが伝えてくれる。
どうか、届きますように。
もし、奇跡があるのなら、その一瞬だけ声を繋いであげてほしい。
作者からの返信
死んでしまった人は、見ることができない。
死んでしまった人に、声は届かない。
私たち生きる人が『理解できる』感覚は全て、死んでしまった人には伝わらないのです。
だからこそ、思いは……『理解できない』想いだけが死者へ届く唯一の――。
彼の辿った軌跡が、彼女へのコトバだと思います。
私たちが今、歩んでいる人生こそが、いつか隣に居る誰かへの答えなんじゃないかと、思うようになりました。
書いていて、書き終わって、読み終わって、読み返して。
――『私』は今、一番大切な人に「ありがとう」を伝えたい。