応援コメント

第七譚 《春》は綺麗ですか」への応援コメント

  • 季環師のお仕事内容がつまびらかになりましたね。

    一カ所の季節が滞ると、大地全体に影響を及ぼすのですね。

    ファンタジーを凄く丁寧に描かれているので、世界観を思い切り楽しめそうです。(もう既に楽しんではいますがこれからもっとと言う意味で)
    なぜこの街はずっと冬に覆われているのか。そのミステリーが明かされていくのですね。紐解いていく過程で、ここから季環師の仕事ぶりなどを見れると思います。楽しみに続きを読みますね。

    作者からの返信

    詩一さん、いつも読んでいただきまして、ありがとうございます。
    この小説は世界観の寄せかたを俯瞰ではなく仰望にしてあります。大きな世界の流れのなかのほんの一部。例えるならば、大河を揺蕩う一枚の葉のような、狭い世界のなかでの個人の係わりであったり歴史であったり、というものをクローズアップしています。それが小説としていいことなのか、悪いことなのかは、作者としてははかり兼ねるのですが、楽しんでいただければ嬉しいです。

  • 実際にふれたことはなく、本で見て知っただけの「春」に、強く憧れているハルビアの気持ちが伝わってきました。
    セツが言うように、自分の身で春を感じて、綺麗かどうかをたしかめられるといいですね。
    普段と口調の変わったセツがかっこよかったです。

    作者からの返信

    ここがすべての幕開けです。
    春を知らぬ娘に春を。願わくは美しき春を。
    ある意味この物語はただそれだけの、願いの物語でもあります。ただそれだけの思いの。如何に重いことか。それを心掛けて、できるかぎり丁寧に綴りました。