応援コメント

樽のなかの眠り」への応援コメント

  • ヤバい、超いいですねこれ……「檸檬」や「林檎」のような単語がポンポンと出てきたところに、いきなり「猟犬」があらわれるのがとてもいいです。こっちの意のままにならないものがいきなり出てくるので、ものすごく臭ってくる感じがあります。不穏な感覚がいきなり差し込まれることでこっちの感覚にも亀裂が走るのですが、その感じが解消されず、いつの間にか「樽のなか」の「不思議な果実」に収斂していくのが非常に不愉快で最高です(褒めてます)。
    誤読だとは思うんですが、この作品そのものが、たとえば南部の木に吊るされた「奇妙な果実」とパラレルになっているような感じがします。わかりづらくてすみません……

    作者からの返信

    ビリー・ホリディの歌ですね、確か。黒人差別を歌った。なるほど……そう繋がりましたか。いや、誤読てのは詩の場合、基本は存在しないと思いますよ。読み手が詩を再演奏したときに、自分の中の経験や知識、感性が組み合わさって詩の読解が行われるわけですから違いも産まれないとおかしいと思うわけです。楽しんいただけたようで、何よりです。