第十七場 人形は花を抱き
●現代・禁足地
母たちの思い出を胸に走り、花に導かれ禁足地へ着くケミィの独唱。
♬太陽の花言葉(rep.)
ケミィ"静かね 空が遠くて 街の賑わい まるで嘘みたい"
"私が そこにいなくても 一日は遠く 過ぎ去ってゆく"
"かすかに 聞こえるメロディ 口ずさむの そっと 夢みるように"
"この身は ここで眠るだけ 私は人形
"いのちの 暖かさは
"そう信じてたはずなのに 今は 眠りが怖い"
"夢見たからなの 暗い夜の中 咲き誇る あなたは太陽"
"空から こぼれ落ちてきた 太陽の光に 照らされた 私"
"捨てたはずの怖さ 愛しさもまだ この胸にある"
ケミィ「私の……笑顔……そうだよ。
母さん、”自分を殺して”なんていなかった。
代わりになれなんて……思ってなかった。
私は、私だから。
そうだよね……リュイス」
ケミィ"感じてる 温もり 深い闇の中 確かに 見えたの 太陽"
ケミィ、太陽の花を抱き、父に向き合うことを決意する。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます