短い作品ながら、引き込まれるような世界観と、ははあ、なるほどと思ってしまうほどの、説得力を持つ締めくくり。非常にさっぱりとした作品ながら、読み応えはしっかりとしたものでした。
我々の生における「変わりたい」という切実な願望を、一筋の奇跡として描き出した作品である。主人公・デコちゃんが訪れる散髪屋は、ただの美容室ではない。自我と外界との間に横たわる深淵を渡る橋であり…続きを読む
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(528文字)
変わりたい気持ちはだれもがもつものでも、そのせいでいままでのすべてを失うとするならば、どうだろうか?そんなことを考えました。
違う自分になるとは、、、?その後のデコちゃんがどうなったのか気になる。
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