蜂の危険性と駆除について

乙倉

第1話

 現代日本において蜂の危険性はとても高い。

 蜂の知能は極めて高く、人間の日常生活のありとあらゆる所に浸食してくる。

田舎にばかり生息する害虫だという認識は大きな誤りであり、都会それも東京・大阪・名古屋の繁華街にも多く生息する。

 蜂には様々な種類がある。代表的なのは蜜蜂、アシナガバチ、スズメバチである。

 蜜蜂は蜂の中でも最弱といっても過言ではなく、攻撃性もあまりない。しかし、巣を攻撃すると特攻を仕掛けてくる。しかしこれはどの蜂にも共通して言えることだ。

 アシナガバチも攻撃性はさほど高くはないが、毒性はスズメバチと比肩出来るものであり、その危険度故に決して舐めてかかることは出来ない。

 そしてスズメバチ。この種は海外でも第一級の危険生物として認定されており、旺盛な食欲と桁外れの攻撃性、攻撃力を持つ。

 その種類もスズメバチの中でさえ分かれており、オオスズメバチ、コガタスズメバチ、ヒメスズメバチ、モンスズメバチ等々に渡る。

 この中でも最大かつ最凶なのはオオスズメバチである。防護服を着ていても装備の一か所に集中攻撃してきて防御を突破する戦術性。人間が通らず雨風を凌げる場所に巣をつくる戦略性。

 繰り返すが蜂という生き物の知能には恐るべきものがある。

 また、仮に貴方の家に蜂の巣が作られたとして、それがミツバチ・アシナガバチのものだとしても安心してはならない。

 蜜蜂の巣というのはスズメバチにとって芳醇な栄養素の塊であり、かつ作られた巣を自らの巣として新たな拠点と代用出来る代物だからだ。

 対策として一番良いのはプロの蜂取り業者に来てもらうことである……。私は蜂で痛い目合いましたけん……。

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蜂の危険性と駆除について 乙倉 @ai0319

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