作成者の話(大輪の花と異国の騎士)

ブランシュ

「終わりましたわ!」


グレイス

「ここまで長い道のりでしたわね、お母様」


ブランシュ

「ええ。ヴァイスシルト殿下も、お疲れ様でしたわ」


ヴァイス

「ありがとうございます、ブランシュ殿下。

 後はこれを、ララ殿下に送りつけるだけですわね」


グレイス

「しかし、大叔母様がここまで可愛らしいとは。うふふ」


ブランシュ

「ええ、グレイス。読んでいたら、欲しくなりましたわ」


グレイス

「恐ろしいですわね、須王卿」


ヴァイス

「ええ。わたくしの、自慢の騎士ですもの(もっとも、流石に狙撃手スナイパー並の、と言われれば、少し疑問が残るのですけれどね)」


ブランシュ

「ところで、須王卿は生身でどのくらいの鋼鉄人形を撃破出来るのですか? グレイス」


グレイス

「そうですね、お母様。ゼルギルディアまでなら簡単かと」

※ゼルギルディア:

https://kakuyomu.jp/works/1177354054887140023/episodes/1177354054887172248


ヴァイス

「このスペックの鋼鉄人形を、龍野君は素手で……」


グレイス

「大叔母様に鍛えていただければ、ゼルギルディアどころかアル・デリアス・ベノムも楽勝でしょう」


ブランシュ

「もっとも、須王卿の素質と熱意、そして叔母様の教え方もあるのでしょうけれど」


ヴァイス

「恐ろしくなりましたわね」


ブランシュ

「叔母様相手でしたら当然かと」


グレイス

「ところで、そろそろ……」


ブランシュ

「そうね。それぞれの騎士様に、鎮めていただかなくては」


ヴァイス

「潮時というものですわね。

 では、これにてお開きといたしますわ」


三人

「「ごきげんよう」」


※三人がタダで済むとは思っておりません。

 勿論、作者である私もね。

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