第2話 部活決めそして帰り道

次の日、担任が

「部活着めがあるから、各自好きな部活を見学しに行くように」


放課後


「さやはどこの部活見に行くの?」

と香山 音乃が言った。彼女は私の友達だ。昨日、途中まで帰り道が一緒ということもあり、話しながら帰った。ついでにLINE交換もした。

でも友達って「達」が付いてるから複数形だよね?何人もfriendがいる前提だよね。と心の中で呟きつつ、こう返した。

「私は帰宅部かな~」

すると音乃は冗談交じりに言った。

「んじゃ、私も帰宅部にしようかな?」

「じゃあ、同じ部活だね」

実は、この学校には正式に帰宅部があるのだとか。でも、私と音乃は部活に入らずバイトをするつもりだ。

そして、私と音乃は、帰路についた。


帰り道、私と音乃は帰宅部(笑)の見学中だ。

「帰宅部って楽だねえ、何もせずに帰れるから」

と音乃は言った。

「そうだねえ~」

と私はそう返した。

それから少し歩いていると、音乃は家に着いたようで、

「あ、私家ここだから、じゃまた明日!」

と彼女はそう言って家に入っていった。

そして、数分後、私も家に着いた。あれ...?勇人くん?

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君は名前を読んでくれない 夏電ーエアコン @kaden890

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