扉は開かない。世界にも僕にも救いはない。

僕は世界の隙間に挟まっても助けてほしいと言いません。自分が悪い、謝る、悩むそのループです。それが僕にとってのうつであり、その生き方しかできないのです。うつについて書くのは思い切りのいる事と思います。そのチャレンジを評価しています。他の作品ではむしろ前向きな表現が多い作者さんですが、こちらの作品では悲しさや憤りがそのままに表されていて、なぐさめがないところが良いと思います。