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2021年3月22日 19:06
こんばんは。お待たせいたしました。読みます企画へ参加頂きありがとうございます。早速ですが。とても密度の濃い作品だと印象を持ちました。特に情景描写がこれでもかと描かれ、その時々の状況がしっかり示されているので、読んでいて理解が及び易い部分はあります。二章からは登場人物に動きも出てきて、じわじわと盛り上がって行くのも悪くは無いです。ただし、一章の第1話では8500文字も消費して話が進まないので、カクヨムの主たる読者には敬遠されると思います。ここで疑問なのですが、どのような読者を想定したのでしょうか。まじめに堅苦しい文章をものともせずに読む読書家なのか、それともライトなユーザーも取り込もうと考えたのか。前者であればこの冗長さでも問題は無いかもしれません。後者であれば、冗長、と書いたように密な情報が逆に邪魔になり、話が先へ進まず読むのを断念せざるを得ない、となります。また、難読字や意味も調べないと不明な言葉など、あえて程度の低い読者を避けるかの如き文章も、多くの読者を対象にしていないと感じます。「懊悩」や「煩悶」などもそうですし、さらには造語の類も使われています。例えば辞書には無い「蕩れ」など。ついでですが。第1話に誤字があります。「羅漢した病が多種あれば」→「数多と罹患したのであれば」罹患の言葉自体に「病に罹る」の意があるので。それと密度の濃さゆえに読む上でも時間が掛かる事もあります。つまり読み辛いとも言えます。文学的表現に拘った作品とも言えますが。ですので、想定する読者をどこに置いたのか気になりました。その読者次第では現状がベストとも言えますし、もっと広くとなるならば、簡易な表現にした方が読み易さは出るでしょう。公募に出すという事で下書きに戻すようですが、文学であれば人に意見を求める必要はないと思います。書きたいように書いてそれが評価されるか否か。評価する側の感性と相容れるかどうかだと思うので。以上、手短ですが凡その印象でした。個人的には第2章から面白さが出たかなと思います。第1章は話が進まず少しイラっとしたので。この度は企画へ参加頂きありがとうございます。
作者からの返信
この作品はどちらかといえば、描写や設定が緻密な作風を好む方に向けた形で書きました。マイナー層向けという括りでもあるかもしれません。誤表現に関しては見落としていました、ご指摘ありがとうございます。お話に上がったので一度自分で読み返してみましたが、一話は特に文字の密度が高くてキャラクターの発言が少ないなと感じました、主観では気がつくことのできない点でした、ありがとうございます。長文に次ぐ長文となってしまいましたが、ご批評ありがとうございました。
こんばんは。
お待たせいたしました。
読みます企画へ参加頂きありがとうございます。
早速ですが。
とても密度の濃い作品だと印象を持ちました。
特に情景描写がこれでもかと描かれ、その時々の状況がしっかり示されているので、読んでいて理解が及び易い部分はあります。
二章からは登場人物に動きも出てきて、じわじわと盛り上がって行くのも悪くは無いです。
ただし、一章の第1話では8500文字も消費して話が進まないので、カクヨムの主たる読者には敬遠されると思います。
ここで疑問なのですが、どのような読者を想定したのでしょうか。
まじめに堅苦しい文章をものともせずに読む読書家なのか、それともライトなユーザーも取り込もうと考えたのか。
前者であればこの冗長さでも問題は無いかもしれません。
後者であれば、冗長、と書いたように密な情報が逆に邪魔になり、話が先へ進まず読むのを断念せざるを得ない、となります。
また、難読字や意味も調べないと不明な言葉など、あえて程度の低い読者を避けるかの如き文章も、多くの読者を対象にしていないと感じます。
「懊悩」や「煩悶」などもそうですし、さらには造語の類も使われています。
例えば辞書には無い「蕩れ」など。
ついでですが。第1話に誤字があります。
「羅漢した病が多種あれば」→「数多と罹患したのであれば」
罹患の言葉自体に「病に罹る」の意があるので。
それと密度の濃さゆえに読む上でも時間が掛かる事もあります。
つまり読み辛いとも言えます。
文学的表現に拘った作品とも言えますが。
ですので、想定する読者をどこに置いたのか気になりました。
その読者次第では現状がベストとも言えますし、もっと広くとなるならば、簡易な表現にした方が読み易さは出るでしょう。
公募に出すという事で下書きに戻すようですが、文学であれば人に意見を求める必要はないと思います。
書きたいように書いてそれが評価されるか否か。
評価する側の感性と相容れるかどうかだと思うので。
以上、手短ですが凡その印象でした。
個人的には第2章から面白さが出たかなと思います。第1章は話が進まず少しイラっとしたので。
この度は企画へ参加頂きありがとうございます。
作者からの返信
この作品はどちらかといえば、描写や設定が緻密な作風を好む方に向けた形で書きました。
マイナー層向けという括りでもあるかもしれません。
誤表現に関しては見落としていました、ご指摘ありがとうございます。
お話に上がったので一度自分で読み返してみましたが、一話は特に文字の密度が高くてキャラクターの発言が少ないなと感じました、主観では気がつくことのできない点でした、ありがとうございます。
長文に次ぐ長文となってしまいましたが、ご批評ありがとうございました。