ショートストーリーに挑戦されると決めて本作を執筆された作者様。アメリカンジョークを織り込んだスパイスの効いた青春物語が幕を開けます。果たして、そのジョークにあるような、魅惑的な恋を実現させることができるのか!?
短い文章でさらりと綺麗にまとまっている作品。作中では「英文」がフォーカスされていて、英語の授業を受けていた、あの頃を思い出しました。青春の日々というものは、なんて事ない普通の日さえも、思い返せばキラキラ輝いて見えるもの。それを再認識できる作品だと思います。
黒板への返答が秀逸!さらっと読んで、じっくり読んで、もう一度しんみりしたくなる作品。思い出しては何度でも読んでしまう。夏男、なぜそれを添えた?いやらしい……(笑