第10話 最期
父には十分なお金とお酒を渡して別れました。母は一時は意識を取り戻すものの高熱が数日続き、最後には命を落としました。その間、私はずっと母の隣で看病しました。母は私の顔を見ると可愛い私の天使と言って頬にキスをしようとした瞬間に、早くこの家から出て行きなさいと怒号してまた眠りに就いてしまう。眠っている間も、悪夢に苛まれているようで地獄を見たかのようなうめき声をあげます。私が母の体を清潔にするために服を脱がせると、強姦魔と遭遇したように叫びました。どんな母の様子も私の行動のためにこうなってしまったのだと思うと興奮が止められません。私は気を失っている母の手で私の体を慰めました。そして母の体を愛撫しました。一度、自慰にふけているときに母が目覚めました。母は高熱に力を奪われています。もはや母の上に跨り性器を擦り続けている私を止めることは出来ません。私は行為を止めることなく母の目を見て果てました。
最期の瞬間はあっけないものでした。お茶を用意している間に母は逝ってしまいました。母は私に死ぬときを見られたくなかったのかもしれません。
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