第5話 初体験
先に進みましょう。翌朝、母は私を打ったことを謝り、私も悪い冗談だったのと謝り、二人で抱きしめ合って泣きました。それから私は担任の先生とは何もなく、一番良い成績で中学校を卒業しましたが、頭の中は常にいやらしいことでいっぱいでした。15 歳から今日に至るまでの 5 年間は男性とまぐあわない日はありませんでした。
中学校を出た後は、富豪の家の使用人として勤めました。まず、声をかけてきたのは同じ家で仕える運転手でした。彼は 40 歳ですが、処女しか愛せないと言っていました。運転手には興味はありませんでしたが、私に「あなたは愛する人と結婚するのだから、それまで自分を大切にするのよ」と言った母を裏切るチャンスでしたので、すぐに抱かれました。家庭訪問のときに先生がしたあの獣の視線を、今度は私が受けることになりました。これはそれほど良いものではありません。最初こそ私を愛している証だと喜びましたが、あれは私ではなく女に向ける視線のようですね。どんな男と寝ても同じ目をしますから。つまらない性行為の間は、目をつぶり、母が私の言葉に恐れ気絶したあの晩のことを思い出します。すると、身体が熱くなりあっという間に果ててしまうのです。次は運転手と仲が良い庭師の男でした。ベッドルームに無理やり連れて込まれて私は庭師に激しく口内を犯されました。何度も嘔吐をして、夕食も胃液も全て出ていきました。母が作ってくれた美味しいご飯が、男によって無碍にされたと思うと酷く興奮し、しばらく庭師の特殊な趣味に付き合いました。その次は、ご主人さまのご子息でした。彼は美しい奥様と珠のような赤ん坊がいらっしゃいましたが、私が運転手や庭師と行為に及んでいる噂を聞いたらしく私を連れ出して、屋外で服を脱がして、ご子息のご友人だと言う、粗末で醜い身形の男性複数人に強姦させました。もはや避妊もしてくれませんでしたが、私が望まれぬ子を孕んだら母はどんな辛い思いをするだろう、そしてどんな気持ちで私の子どもと接するのだろうと思うとむらむらと興奮してしまうのです。母の苦悶の顔を思えば、男性の汚れた陰茎も喜んで咥え、跨り、腰を振りました。このようにして私の噂は瞬く間に広がり、毎晩の相手に困ることはありませんでした。
私は一生懸命に働き、稼いだお金は母へ手渡しました。母は可愛い私の天使がこんなに立派になるなんてと言って喜んでくれました。週末は、昔と変わらず白いシャツとベージュのスカートを身につけて母と野原をかけめぐって笑いました。母は私を優しく抱きしめて、頭を撫でてくれます。私の肉体が穢れていることも知らずに私を愛し続ける母に興奮して、母が眠りに付くとこっそりとまた男性と性行為へ及ぶのでした。不思議なことに一度も妊娠しませんでした。きっと大切なあの日を迎えるためだったのでしょう。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます