《閑話休題》 これまでの時系列 

 ユーデモニクス(Eudaemonics) ─四千年の泡沫で君ヲ想フ─ の時系列になります。

※盛大なネタバレがありますので、ご注意ください。


【一九六六年】 

 ・茨木に日本初の発電所が設立。 


【一九九八年 《銀座トラック衝突事故》】

 ・四季夏姫しきなつきが《物怪》との戦いに巻き込まれて死亡。

 ※狙われていたのは、五十君周いきみあまね。場所は銀座。

 ・幼い秋月燈あきづきともり六条院焔ろくじょういんほむらが現場に居合わせた。表向きは交通事故として扱われる。

 

【一九九九年 七月三十日 《MARS七三〇事件》】

 ・四季××が龍神と同調。結果、両腕を失う。

 ・事件の被害者である五十君周は警察病院に搬入される。

 ・《MARS七三〇計画》警察庁、《失踪特務対策室》専属特殊部隊・零所属は浅間龍我を除いて全滅。

 ※未登波琉みとうはるもまた未帰還者みきかんしゃとなる。

 【補足】 《MARS七三〇計画》とは、七福神の転生者たちによる大規模な展開術式。マイナスをプラスに変換させ、個々人が負債を背負わないで済む方法

 ・四季零慈(四季××の父親)が行方不明。

 ・警察庁、《失踪特務対策室》室長、木下総一郎きのしたそういちろう、殉職。


【一九九九年 七月三十一日 《神邑区神隠し事件》】

 ・東京都神邑区一帯の住人六割が失踪。二割が行方不明──《神隠者かみいんじゃ》となる。蒼崎匠あおざきたくみの生き残り。

 ・ 失踪者の共通点は《身につけていた衣服のみ》が発見された。また衣服の上には緋色の彼岸花ひがんばなが一輪、手向けのように置いてあった。


【一九九九年 ?月??日】

 ・警察病院に入院している秋月燈と四季××は再会を果たす。

 ・四季××は、《龍神》として《失踪特務対策室》専属特殊部隊・零所属に配属。

 ※二年後、戦力になり次第の加入を六条院焔と約束をする。


【二〇〇〇年】

【二〇〇一年】


【二〇〇二年】

 ・秋月燈、浅間龍我の弟子になる。

 ・秋月燈、その年の夏に五十君周(のちのノイン)と出会う。

 ・秋月燈は警察庁、《失踪特務対策室》専属特殊部隊・零所属に配属。基本ランクE+(ただし、龍神と式神とのチームの場合のみAAA+評価)


【二〇〇三年 原子発電所の運用停止】

 ・茨木の発電所を封鎖し、電力は隕石にから生じるエネルギーによって賄われる。 


【二〇〇四年】

【二〇〇五年】


【二〇〇六年 《?事件》】

 ・魔女狩りと称したとある結社一団が日本に来訪。双子の魔女を探すように警察庁、《失踪特務対策室》に通達が入る。

 ・秋月燈は、のちの宇佐美杏花うさみきょうかかえでと出会う。

 

【二〇〇七年】

【二〇〇八年】


【二〇〇九年 ?月 《那須集団放火事件》】

 ・秋月燈の術式失敗。記憶喪失となる。事態収拾の中で、警察庁、《失踪特務対策室》二代目室長である六条院焔が殉死。しかし記憶にも記録にも希釈されてしまう。

 ・理と六条院焔との間で密約。それにより関係者の記憶の上書きをされる。

 ※《Operation Absolute Zero》は企画だけ存在するも、《那須集団放火事件》の影響により計画はとん挫する。


【二〇〇九年 ?月 《クロガミ怪奇殺人事件》】

 ・始司零奈しもとれなが殺害され、第一発見者は一ノ瀬花梨いちのせかりん、未成年A。背後から刃物で斬られ重傷を負う。

 ・犯人はカーキ色のコートを羽織った男。


【二〇〇九年 ?月 《白霧神隠失踪事件》】

 ・東京都白霧区の住人のほとんどが神隠者行方不明。失踪者はなし。

 ・始司零奈の妹、始司佳寿美しもとかすみのちの《榎本佳寿美》が、病院に搬送される。未成年A。


【二〇〇九年 ?月】

 ・龍神が秋月燈に接触するが、第三者からの記憶提示により、強制的に拒絶による術式が発動し、意識不明に陥る。


【二〇一〇年 一月】

 ・榎本佳寿美および蒼崎匠が秋月燈の病室に見舞いに訪れる。


【二〇一〇年 三月】

 ・秋月燈は病院を退院し、記憶を探す為に奔走する。

 ※その姿を宇佐美杏花は背後から見守っていた。

 ※宇佐美楓は姉と共に、燈の進学する学校へと入学手続きを進める。


【二〇一〇年 四月】

 ・ユーデモニクス(Eudaemonics)本編3話以降からスタート


【二〇一〇年 五月一〇日 《柳が丘高校テロ襲撃事件》】

 ・実行犯、木下馨一きのしたけいいち。学校が《異界化》により、犠牲者が出る。

 ・《現人神》と《荒御霊》との戦い。

 ・秋月燈は意識不明の重体の為、冥界にある《常世之国》に保護される。



【二〇一〇年 八月三十一日】

 ・東京都──山手線内は《黒い濃霧》に覆われ、一瞬で異界に飲まれる。

 ・浅間龍我が独りで、深淵の中に消える。

 ※龍神と打ち合わせをしていた集合場所へと向かう。

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