応援コメント

第7話 病人食はまずくはないが」への応援コメント

  • いろんなリハビリがあるのですな……

  •  初めてご連絡させていただきます。「時の果てのフェブラリー」と出会ってから(四半世紀ほどの間?)貴方の作品に救われてきた読者の一人です。このサイトにて現在の状況を知り、どうしても気持ちを止められなくなりこうして長いメッセージを送ります。

     私は山本さまより、干支ひとまわり以上の若輩者であり、青春期には月に数十冊の本を読んできたタイプの人間です。そして友人の少ない青春期を過ごしてきた私にとっては、読書こそが友であり救いでした。長い長い間、幾人かの心許せる友人と出会うまでは、小説(と犬)だけが心から会話できる存在でした。故に数々の作品に心救われてきました。その青春期の救いの中で、山本弘さまの「時の果てのフェブラリー」と「サーラの冒険」は別格でした。

     大人になり、若輩ながらもいろいろな経験と困難に出会いました。そんな時、貴方の描かれるテーマ(のひとつ?)愛と献身について深く考えさせられた経験が、その時々の大きな支えになり、また判断の基準に繋がっていたことをお伝えします。
     そうです、少しだけ大げさに言えば、貴方の作品は私にとって人生の指針であり、ひとつの聖典でした。私の少なくない孤独の中で、貴方の作品は光であり、貴方は神(の一人)でした。

     ですが現実において、山本さまはこの度の病気で、とてもつらく深いご苦労と口惜しさをご経験されておられたのですね。心中をお察しします。理解できるとは到底思っておりません、想像するのみです。山本さまは作家として表現を生業にされ、その成果、その努力と能力への誇りはとても高かったことも闘病日記に記されており、現状への絶望や苦労は想像だけでは補えないでしょう。

     そんな思いの中、いてもたってもいられなくなり、先ほど前々から気になっていた「BISビブリオバトル部」の1巻を購入してまいりました。少しでも貴方のことを知りたくて。

     既に記載しました通り、私は学生時代は多読でした。しかし年を経るにつれ、自由な時間と体力の低下から、読書の時間は減っていくばかり。気になる作品があっても「その内に買って読もう」という言い訳を繰り返しておりました。愛読者のようにお伝えしてましたが、最近の貴作品では「アリスへの決別」ぐらいしかまだ読んでおりません。申し訳なく思う限りです。その内に、その内に…、その言葉とともに後回し。あれほど大好きだった作品も読み返すことは減り、表紙を眺めるだけの機会が増えました。ただお伝えするなら、それでも救われた気持ちになって、また明日の踏ん張りを取り戻していたことも事実です。私は貴方の作品に救われてきました。

     今回のことを知り、それをどうしても伝えたくなりました。救われてきました。私は「貴方の知らない私」は、貴方に守られてきたのです。間違いありません。そしてきっと私と同じような人も。

     現在のリハビリ、きっとお辛いことが多くあるのでしょう。ですがどうか、貴方の作品の主人公たちのように、主人公サーラのように戦ってください。取り戻してください。そして3巻のあとがきで書かれていたことは、山本さまの意思であるとともに、山本さまが愛されている奥さまも同じようにあるのではないでしょうか。そしてそれはきっと、愛する娘さまも含めた家族のテーマにもなっているのではないでしょうか。一読者の勝手な推察ですが、そう願い信じております。少なくとも私は、あのあとがきを読んだとき、雷に打たれたような衝撃を受けたのです。私の指針です。

     最後に、先ほど読みました「ビブリオバトル部」1巻で伏木空が言った言葉「本は読まれるためにあるのに」からもお伝えしたく思います。彼女がいう本を広義にとらえるならば、山本さまの、まだ頭の中にしまわれている物語もきっと本です。私はそれがすごく気になります。その物語はきっと生まれることを、書き記されることを待っているのではないでしょうか。お待ちしています。貴方の物語が世の中に出てくることをずっとずっとお待ちします。

     どうかゆるりゆるりとお身体を癒し、また素敵な物語を紡いていただけますよう、一読者からのメッセージとしてお伝えさせていただきます。ご自愛ください。

  • 「画力のない人間に描かせているようだ」
    「妻の作った料理を食べたい」
    批評と欲望(食欲)がゆっくりと、しかし同時に甦っていて、今回は力強さを感じました。

  • 今回の話の落としどころで、じんわりきてしまいました。
    私は、妻の方が入院してしまった経験がありますので。

  • 文面が徐々に元気になっていく所が良いですね。早くお元気になられますようお祈り申し上げます。^^