応援コメント

第201話」への応援コメント

  • 結局ね、ファルはパン屋を救おうとしたカイリの事を知る事になるのだから、心変わり(変わってるのか隠れているのか)まではしなくとも、自分の進んでいる道に先がないことくらいは気づくでしょうね。
    と言うか、もう薄々気づいているでしょうけど。
    行くも地獄、引くも地獄。
    可能性があるとすれば、それはカイリの存在でしょうね。

    ファルに頼んだ人物といい、教皇もそうですけど、どこまでも小物くさいんですよねぇ。
    邪魔な十三位を潰したければ正々堂々と潰せばいいのに。
    なぜ裏から手を回すのか?
    しかも回りくどい。
    十三位を全滅させる事で狂信者のせいにして自分たちを正当化したい。のかな?
    けど、それは誰に対して?
    う~ん……

    作者からの返信

    そうですね。
    パン屋を救おうとしたカイリのこと……はともかく(お)。
    取り敢えず、もう自分の進んでいる道に先が無いのは分かっていますね。エディに叱って欲しいというのが良い証拠です。しかも、本当の本当に上を目指そうとした原点を思い出してしまいましたから。
    だからこそ、ファルは再び岐路に立っているとも言えます。もっと言うなら、第十三位にいた時に決断すれば良かったんですが。
    ファルのこの先のことは一応考えていますので(でもちょっと時間はかかります)、頭の片隅に留めておいてもらえれば嬉しいです。

    小物(爆笑)。
    確かに!まあ、小物ですね、やり方が(笑)。
    えー。
    理由はもう色々面倒で、私が爆発しそうなんですが、あります。

    少しだけ言うならば、その仕掛けている人間にとって(現在の)第十三位はほんっとうに邪魔なんです。カイリが来る前から邪魔なんです。
    何故なら、教皇が殺そうと思って仕掛けたフランツが一人とはいえ生きて帰ってきて。
    レインも戦場で生き残って帰ってきましたからね。
    そういうケースは、カーティスを含めて割と稀なんです。
    故に、この二人は特に死んでいて欲しかったでしょう。
    リオーネも邪魔ですね(邪魔……?)。
    シュリアもエディも今は邪魔ですね。
    けれど、直接正々堂々と潰すには、ちょっと動きにくいんです。
    仕掛けている側からすると、第十三位もごもごもごもごー、もごもごーがいますからね。
    更に、カイリに第十三位には入って欲しくなかったでしょう。入ってしまいましたけど(笑)。

    色々書いている様に見えて、全然書いていない理由ですが、結果的に相手のやり方は回りくどくなってしまうのでした。
    うん。全く納得してもらえる気がしません!現時点でしてもらったら困るんですが。全部バレてしまう……。

  • うーん。
    ファルの性格はいいとは言えないですが、13位への攪乱工作を依頼された時点で人生詰んでいるのがなんとも……。
    断ったら冷や飯コース確定だし、唯々諾々と従えばこの結果。
    いっそ善性を失ってた方が幸せという地獄絵図回でした。

    作者からの返信

    依頼された時点で人生が詰んでいる。地獄絵図。
    よくぞ気付きましたね!
    はい、その通りです。
    まあ、元より攪乱工作を依頼する対象は、ファルみたいにあんまり善人、という感じじゃない人を選んでいたとは思いますが。劣等感の塊、みたいな。

    断るのは……まあ、無理ですね。
    とはいえ、相手は第十三位ですから。第十三位で生きることを本気で決めたなら、まだファルにも未来はあったと思います。
    ファルは中途半端に善性が残っていたのでこの結果となってしまいましたが、善性が残っていなかった場合は、歓楽街での嗾け方とかも、もっとえげつないものになっていたかなと個人的には思います。

  • うわぁぁぁぁん。
    そうだと思っていましたけど! もう、思いっきり、そう言いまくっていましたけど!
    やっぱり、ファルがパン屋の息子だった…………。
    ファルはどうでもよくても、カイリが傷つくのが嫌なんですよ……。

    ファルの心情は理解できても、同情はできませんねぇ……。
    けど、エディは、本当にいい先輩だったんですね。
    ファルのせいで、カイリが来たときは、ちゃんと「先輩」してくれなかった気がします。
    意地悪とかしたわけじゃないのですが(いや、初登場時は、イタズラをかましてくれましたが)、「先輩」じゃなかったなぁ、と。

    「エディの過去の話」は、過去の仕事のことじゃなくて、ファルとの関係こそを指す気がします。
    ファルの件で傷ついて、エディが本来持っていたいい面が隠れてしまっていたのが、カイリと出会ってもとに戻ったんですね。
    エディの株が上がりまくりです。
    (すでに、ファルのことは忘れている↑)

    作者からの返信

    多分、他の人も気付いていたとは思いますが、月ノ瀬さんがずっと仰るので……(笑)。
    はい、その通りです!と何度思ったか分かりません!(笑)
    そして、私も酷い流れを書いているなあと思いながらパン屋エピソードを書きました。
    カイリが傷付くのが嫌だと言って下さってありがとうございます。
    でも、必要なことなのです(きっぱり)。
    ごめん、カイリ。

    ファルは正直、私も背景云々はともかくとして、今までしてきたことを考えると同情は出来ないと思っております。
    いつでも、「殴りたい……」と思いながら書いていましたからね!(笑)
    ただ、こうなるまでの過程を見て、ああこうなるのは当然なのかもな、という背景にしようとは思っていました。凄い勢いで捻くれて原点を忘れていきましたけど。
    でも、ファルはエディと出会った時、心に素直になって第十三位で頑張るという選択肢がありました。
    それを選ばなかった時点で、もう必然的に転げ落ちていく運命だったのでしょう。

    って、確かに!
    エディは「先輩」ではなかったですね。カイリが来た時。
    最初は小麦粉入りの箱仕掛けていましたしね。小学生レベルの(笑)。
    でも、結果的にカイリとエディは先輩後輩、というよりも同格の仲間、という結びつきになったので、良かったかなと思っております。この二人は対等でいて欲しいと言いますか。
    カイリは第十三位の中では、尊敬はしていても、明確な先輩後輩、という感覚は無さそうですしね(それもどうなのだろうか……)。

    エディの今までの人格形成は過去の仕事はもちろんですが、ファルとの関係性が多分に影響しておりました。
    だからこそ、エディは殻に引きこもってしまっていましたし、カイリが来ることも最初リオーネと一緒に恐がっていました。
    でも、カイリと出会って、エディという本来の人柄がまた引き出せたし、更により強くなれたと思います。
    エディはもう心配ないだろうな、と書いている本人は安心して見ております(笑)。

    ファルのことはもう忘れてしまって構いませんよ(笑)。
    とか言いながら、もう少し出てきますけどね!
    エディの成長記録を見守って頂ければと思います。

  • まるまる一話ファルだった――っ!Σ( ゚Д゚)
    と、ちょっと驚いております(*ノωノ)

    なんというか、さすが和泉様だなぁ、と……。
    どんな悪役であっても、最後までとことん憎ませてくれませんよね。
    ほんと、すごいことをやってらっしゃるなぁと……(*´▽`*)

    作者からの返信

    はい、一話まるまるファルでした(笑)。
    私自身もビックリしました。何故一話もまるまる使ってしまったんだ、と。
    でも、ここまでファルの酷さを書いておいて、背景を書かないのはちょっとなあ……と思ったのと。
    パン屋の両親のことがありますからね。カイリはすっかり気に入っているパンですが、これからどうなってしまうのか……。

    ファルについては最初からこういう背景があったというのは決まっていましたが、だからと言って決して許されないことばかりをしてきております。
    なので、「綾束様、優しい……」と感動してしまいました(笑)。
    そんな風に仰ってくれると、ファルを書いた甲斐があります。ありがとうございます。