人を呪わば穴二つってね。
何が違うのかと言っている事が、すでに違っていると気づかないまで心が闇に支配されてるのですねぇ。
哀れなり、エリック。
あんまりカイリをナメない方がいいですよ。彼もまた成長しているのだから。
作者からの返信
まさしく、その通りです。
エリック(と一部カイリ)に関しては、正負の因果応報をしっかり書いているつもりですので、そのままの道を走っている感じですね。
人を呪ったり恨んだりと、視野が狭くなっていくと、何も見えなくなる。
そして、歯止めが利かなくなったらここまで落ちるのだ、という書き方をしている部分はあります。
時間が止まってしまったエリックの中では、カイリはいつまで経っても幼くて弱いままなので。
時間が経てば人は変わるし強くなる、という当然の摂理さえもう見えないのでした。
前半のカイリが明るくて穏やかなだけに、後半のエリックパートのどす黒さが……っ!!:;(∩´﹏`∩);:
これを一話に収めるなんてっ、収めるなんて……っ!!
さすが、和泉様ですっ!!( ゚Д゚)ノシ
もう、エリックさんは陽の下に戻れないんだろうなぁって、妙に実感してしまったのですが……っ(-﹏-。)
でも、カイリに手を出すのは、ホントやめましょう?
言っても無駄でしょうけれど、お互いのためにも……。゚・(>﹏<)・゚。
……見方を変えれば、カイリは全方向すーぱーもてもてボーイですよね……。
こんなモテ方、誰もしたくないでしょうけれどっ!!( ゚Д゚)ノ
作者からの返信
はい、今回はこの一話で二人の明と暗をしっかり書き分けたつもりです。
意識して書いたので、触れて下さってありがとうございます!
自分の行いは巡り巡って……という因果応報をエリックはテーマにしている感じですので、はっきり分かれてしまいました。
というか、綾束様にそういう褒められ方をされると、本当に随分と耐性を付けてしまったなと思います……(笑)。
私も、カイリに手を出すのをやめて、平穏に……は暮らせませんね、もう。エリックはどのみち別の道はもう歩めないところまで来てしまっているので。
お互いのためには、会わないのが一番だと思いますが、それでもカイリが悪夢を見てしまった以上、このままではいられないのだと思います。
というか、本当だ!
綾束様の仰る通り、すーぱーもてもてボーイですね!(笑)
爆笑しました。
いや、本当にカイリ、嫌なモテ方をしますね。確かに誰もしたくない!
……カイリには、本当に頑張って頂きましょう。フランツ達がついていますし。
前半のほのぼのを、後半の不穏で帳消しにするという、和泉さんの定番のパターンが来てしまいました。
エリックが歪むのも、分かるんですよね。今まで、村の唯一の子供として可愛がられていたんですから。
もともとは単なる「『お兄ちゃん』の嫉妬」で、当たり前の感情だったんですよね。それが、こんなふうに育ってしまって……。
あと、あの村で育ったなら、「歌を歌える」ことの凄さは、エリックもよく分かってなかったのではないでしょうか。大人たちは知っていたようだけれど、カイリたち子供は知らなかったので、その中間のエリックはどうだったんだろう、と気になりました。
エリックと再会したとき、カイリはどうするのか。
……想像できません!
作者からの返信
ははははは。
いつも思うんですが、逆のパターンだったら良いのにねって思います。不穏の後にほのぼの。……あまり変わらないかもしれないですね。私ですから。
そう、エリックのは他の方も冒頭あたりで言っていた様に、最初は「お兄ちゃんの嫉妬」だったんですよね。
こじれ過ぎました、という感じです。これはもう、元々の性格もあるのかもしれません。
カイリは前世でも今世でも一人っ子だった……というのもあるとは思うのですが。初期の頃は特に周りを警戒していたカイリは、村の人達のエリックに対する気持ちもよく見ていた人間なので、その感覚は多分あまり分からないと思います。
「嫉妬」の部分は、前世での経験上分かると思いますが。
月ノ瀬さんの感想は、本当、ひやひやしますね……(笑)。
エリックは、行商人として外に出て既に十年なので、ある程度は「歌を歌える」ことの凄さは分かっていました。
ただ、狂信者とは無縁の人生だったし、噂程度しか知らなかったので、大人達ほど「危険」という意味は分かっていなかったと思います。
何故なら、彼は教会の関係者もいないただの「一般人」でしたから。
というより、村の人達がきちんとそこまで認識していたのが稀です。
エリックと再会した時ですか?
カイリは……、……。
これからの彼の活躍にご期待ください(?)。