おお。
カイリが成長している。
見事に聖歌語を使う相手と応酬を繰り広げているなんて。
そして、狂信者から意外と高い評価を得ている第13位。
敵の方が正確に価値を測れるというのも……。
作者からの返信
この話、カイリは最初恐慌状態に陥るので、どう取られるか心配していたのですが。
皆様、カイリが成長していると言って下さるので嬉しいです。
ルナリアを経て、一皮むけた様です。聖歌語の応酬もだんだん慣れてきたなあと思って書いておりました。
第十三位は、背景が背景ではありますが、皆さんかなりの実力者ですからね。
狂信者は、腕が強い人であればあるほど、舐めはしないでしょう(エリック編の奴らが雑魚過ぎた)。
教会は……えー。
幹部とか、ケントとか、実力者はちゃんと第十三位の腕はある程度評価していますよ?
デネブやアルタも、レインやシュリアが試合に出ると言った時、ビビッていましたしね(笑)。
ほんとに首が飛んでた――――っ!(><)
カイリが頑張って、ほんと、頑張って……っ!。゚(゚´Д`゚)゚。
ジュディス王女の強気なところは気になりますね……。
そしてエディ! とっても格好よかったです!(≧▽≦)
作者からの返信
はい、首が飛んでいたのでした。
前回の新巻様、大正解でございました(苦笑)。
カイリ、本当に頑張ってくれました。
恐慌状態に陥ってしまいましたが、その後よく立て直したなと、私自身書いていて感慨深かったです。
……本当は、こういう強さが必要ない世界の方が良いんですけどね。
ジュディスのこと、気になっておるようですね!(笑)
一応、この話で一番大きな伏線(かなあ……)を張りました。
彼女については、その内分かります。多分、恐らく、きっと。
エディ、カッコ良かったですか!ありがとうございます!
最近、エディをカッコ良いと言ってもらえる機会が増えた様な気がして(気がするだけ)、嬉しいです。
なんかもぅ、いろいろ、いろいろ……、辛いというか、痛いというか……。
……カイリ、本当に強くなりました。
以前だったら、とても戦うどころじゃない状況でしたよね。
本当に、よく守り抜いたと思います。
村の皆のことを思い出しながらも、それすらも強さに変えた、という感じでした。
そして、まず駆けつけたのがエディ。
今回は伏線みたいなのがあったので、やはりと思いつつも、嬉しかったですし、リオーネが聖歌で登場したのは予想外でありつつも、カッコよかった。リオーネを「かっこいい」と思ったのは初めてかもしれません。
そして、このふたりが駆けつけたというのが、なんか象徴的。以前のことがありますし、リオーネと王女様の仲は……謎? ですし。
(そして、シュリアが来たときには、名前を次々に呼ぶんじゃなくて、まず「シュリア!」と叫ばなきゃ駄目でしょう)
狂信者と、エミルカ教を信じる住民と。不気味で、モヤモヤとした感じが残りますが、とりあえず、一段落?
で。第十位はどうなったんでしょう?
あと、ジュディスの謎の迫力は、いったい?
作者からの返信
この話は、書いていて、どこまで描写すべきかと迷った部分です。
さらっと書き過ぎるとカイリの恐慌が伝わりにくいし、だからと言って詳しく書き過ぎると「うげっ」となるしで、結構悩みました……。
カイリのこの恐慌状態は、正直どう取られるかなと思いましたが、成長を感じて下さった様でほっとしました。
村にいた頃だったら、絶対戦えなかったでしょう。村の時は、こういう場面に出くわしていませんし。
もう二度と、村の様な悲劇を生み出さない。
それを思い出し、みんなへの想いを糧に頑張りました。
エディは今回のエピソードのメインキャラですからね!(出番の割合的に、本当にそうだろうか……と思わなくもないですが)
でも、エディとリオーネに真っ先に助けてもらうと決めていました。試合の時との関係性が変化したなあ、と感慨深いです。
って、リオーネカッコ良かったですか!?
これは嬉しいお言葉です!ありがとうございます!
リオーネと王女の仲は、もうすぐ明かされます。
そして、えー……いや。
カイリの中では、まだ親であるフランツの方が比率が大きいのですよ(笑)。
なので、二番目に呼んだことで許して下さい(笑)。
狂信者とエミルカ神話とこの地区。
結構色々伏線ばら撒きましたー。本当、この地区に関しては今回ではすっきりする終わり方に出来なさそうなのが残念でなりません。
でも、一応一回目の山は一段落です。
第十位は次ですぐ分かります。
ジュディスについては、既にこの話までで一応「こうかな?」と推測出来る程度の伏線はばら撒いております。
でも、推測出来なくても大丈夫な程度にしかばら撒いていないのも事実です(こういう作者ですみません……)。
一応、この話が一番大きな伏線があるか、なー……と。
色々と納得がいかないことだらけですねぇ。
首ちょんぱされたのがファルたちに雇われた者だとすると、狂信者の存在が偶然にしてはあまりにも。
向こうは十三位を、そしてカイリのフルネームまで知っていますし。
そして、みなさんはカイリが成長したと言っているようですが、私はまだまだだと思いますね。
ジュディスがいるのに狼狽えて捕まって、そして彼女がいたから助かったと言っても過言ではない。
狂信者とジュディスの関係性がまだ見えてきませんが、今回の護衛は決して成功したとは言えないのではないでしょうか?
防御特化の剣を使うなら、心を揺らしている場合ではなかったはず。
もっと心が強くならないと、この先自分の剣を生かすために。
作者からの返信
納得いかないのは……その通りですね!(笑)
でも、第十三位やカイリのフルネームを知っているのは、ある意味当然なのです。
この地区も結構重要な場所、ということですね。
偶然か必然かは、……まだご想像にお任せします(笑)。
正直に言うならば、えーきちさんの様なことを仰る方が多いんじゃないかなと思っていました。
なので、皆さんがカイリの成長を思ってくれたのは驚きでしたが嬉しかったです。
そして、えーきちさんの感想もその通りなので嬉しいです!ありがとうございます。
カイリは第十三位ほど修羅場の経験がありません。
戦争の初陣で、新兵達が震えて動けなくなる。人が死ぬのを目の当たりにして吐く。初陣がトラウマとなりそのままやめていく人もいる。
第十三位は戦争の悲惨さを経験していますが、カイリはありません。村もある意味まだ生易しい方です。
おまけに、カイリは悪夢に見るほど人の死を見るのが恐くてトラウマで、まだ乗り越えたわけではありません。
だからこそ、目の前で首が吹っ飛んだのを見て冷静になるとは、私にはどうしても思えませんでした。
正直立ち直りが早かったのは、ジュディス(とサイ)がいたから。捕まった時頑張れたのもジュディスがいたからです。
それでも、村編よりは成長していますけどね。当時だと、多分立ち直るのはもっと遅く、さっさと連れ去られていたと思います。
でも、だからこそ、えーきちさんの仰る心を揺らさず、自分の剣を生かせる様に、もう一つ(二つかな……)大きな山を経験してもらうつもりデス。
あと、護衛に関してですが。これだけははっきり言えます。
はい、「成功」なんです(笑)。