薄々感じてはいましたが、フランツが大願を口にしましたね。
フランツ団長とパリィさんの関係……。なんて辛いんでしょうか(><)
ですが、フランツ団長が今回の決断を下せたのも、きっとカイリと出会って、己の心を見つめ直すことができたからなのでしょうね。
でなければ、パリィさんを斬り捨てていた気がします(><)
にしても、教皇の洗脳を上書きって……。不穏すぎるんですけれど!:;(∩´﹏`∩);:
作者からの返信
おお、やはり筒抜けでしたか……(笑)。
いや、そうですよね。はい、遂にはっきりと言葉にしました!
書いている身としては、ようやっとか、という感じです(笑)。
フランツとパリィの関係性は、何と複雑になってしまったのか。
このエピソードを考え付いた時、私の鬼畜さに頭を抱えました。無事に書き切れて良かったです……(書き切れた?)。
仰る通り、フランツが今回の決断を下せたのは、カイリが間に入ったからですね。
カイリと過ごし、カイリと日常を積み重ねていくにつれて、自然と己の心と向き合わざるを得なくなりましたから。
もし、カイリに会うこともなく、ただパリィと出会って仇と知ってしまっていたなら、感情のまま動いていたかもしれません。
教皇の洗脳を上書き……。
ははは。
……いやいや。
不穏だなんて、そんな。
……この「世界のばんか」が終焉を迎える頃には、不穏は綺麗さっぱり無くなっておりますよ!
フランツとパリィが、互いに仇同士で、だけど、互いに憎むべき相手ではないというのは、今までメリッサが見せてくれた夢から分かってはいたのですが、やはり辛いですよね。
悪いのは黒幕の教皇。
だから、これから手を取り合って行く。
これは結末ではなくて、始まりなわけですが、本当に良かったと思います。
けど。
教皇の洗脳に、重ねがけした「何者か」がいるわけですね。
(狂信者?)
こちらも忘れちゃいけませんよね。
ここからが本番。
フランツも、乗り越えたではなくて、やっと動き始めた、で。
皆、頑張れ、です。
作者からの返信
フランツとパリィの関係性は、非常に複雑です。
本当の意味で憎むべき相手ではないと分かってはいますが……。
それでも、感情というのはままならないものです。
パリィ自身も、「まだ憎い」と言っていますしね。
フランツは、妻がしたことだし、けれど妻を殺されているしと、かなりきつい揺れ動きがあると思われます。
きっと、真相がここまで明かされなければ、フランツの決断もまた別なものとなっていたのではないでしょうか。
ですが、仰る通り全ての元凶は教皇です。
だからこそ、手を取り合う未来が残されていた(カイリが間に挟まったから、というのもあると思います)。
パリィの結末はどうなるのか、というのは実は最初から決まってはいたのですが、どう受け止められるか、アップしていく間ずっとはらはらしっぱなしでした。
このエピソードの冒頭がサイコパス的でしたからね……(苦笑)。
なので、良かったと受け入れてもらえて本当に胸を撫で下ろしております。
そして、教皇に重ねがけした「何者」か。
はい。忘れてはいけません。
一応この後語られます。大丈夫です。忘れられてはいません!
フランツも、乗り越えたのではなく、ようやく向き合い、歩き出したところです。
どうか、この後も見守って頂ければと思います(その前にまだまだ片付けることが残っていますが!)。
と言うか、それ以外に方法はないですよね。自分達から離せば、同じ事を繰り返すか、口封じに殺されるだけですから。
問題なのは、誰が何のために洗脳を重ねがけしたか、なんですよねぇ。意図が見えない。
作者からの返信
パリィの処遇は、このエピソードを書き始めた時からもう決めていました。
そう、これ以外にパリィを殺さないならば、生かす方法は無いのですよね。
もし万が一教皇に見つかったら、確実にまずいことになりますし。
ただ、敵に捕まるとどちらにしろまずいので、だからこそフランツが「死ぬのは、捕まった時だけ」と言いました。
重ねがけの意図ですか?
そうですね……。
意図はともかく、誰が重ねがけをしたのかはこのエピソード中に分かります、とだけ伝えておきます。