歌詞に合わせて、カイリの思い出がこちらにまで見えてくるようで……。
涙で視界がにじみます……(><)
作者からの返信
ありがとうございますっ。
最初から決まっていた場面だったのですが、筆は進むのに書き切れないと苦悩しまくったり、色々な感情が湧き上がってくる場面でした。
カイリは本当に幸せに育ったのだなあ、と。改めて、一瞬で全て奪い上げた自分の非道さに土下座したい気分です。
私も、この村の一連の流れは書きながら泣いていました(苦笑)。
フランツたちがいてくれたからこそ、カイリはきちんと皆を送れたんだろうなぁ、と思います。
やはり、彼らがいてくれたから冷静でいられて、冷静だからこそきちんと向き合えた、そんな気がします。
ひとりだったら、きちんと弔うことはできなかったでしょうし、弔えなければ今までの生活に別れを告げることができない。
それから、やはりカイリは本当に愛されて育ったなぁ、と思います。
そして。この歌が、こんなに似合うシーンは、他にはきっとないでしょう……。
ラストのところ。
さすがに、皆が生き返った、とは思いません。それは、やはりないのだと思います。
けれど、魂が見えている、とか、そんな感じではないのかな、と思います。
この世界では日本語は魔法みたいなもの、のようなので、聖歌語が見せた奇跡、でしょうか……?
(あ、全文、ツッコミなしの、凄くまともな感想だ。一瞬、誰が書いたのか分からないような感想になっている)
作者からの返信
この場面を書く時、カイリが一人で無かったことに本当に感謝しました。
フランツ達がいてくれたからこそ、カイリは冷静に現実を見つめられたし、前に進もうとすることが出来たんだな、と。
これがカイリ一人だったらと思うと……ぞっとします。
このシーンは、この物語を書き始める前から決まっていた場面だったんですが、いざ書くと、自然と筆が進みながらも難しいと思い、同時に色々湧き上がってきて困りました(苦笑)。
カイリがいかに愛されて育ったかが、書いていて自分でも分かって。それなのに、一瞬で奪い上げた自分は、とことん非情に書いたなあ、と。
カイリは前世であまり恵まれた環境にはいなかったので、生まれ変わったこの世界ではと、書けるだけ詰め込みました。珍しく、両親が生きている主人公でしたし!
しかし、当初はこの村編、今の半分で書き上げるつもりだったんですよね。どうやって書き上げるつもりだったんだろうか……謎です。
この「故郷」の歌も、最初からこのシーンでと決まっていました。
これからきっと、カイリにとっては童謡唱歌の中でも特にこの歌が特別になるんだろうなあと思います。
これで生き返った!だったら良かったんですが!
最後、どうなるのかは次回です。
一応、聖歌語(日本語)の元というか、どうして力を持っているのかという理由は決まっています。
伏線、これからも少しずつばら撒いていきたいです。
この世界、書いていると本当に謎だなーと思います。
大丈夫です。
ちゃんと、月ノ瀬さんの感想だと分かります!いつもありがとうございます!(マゾではないですよ!)
カイリの心情と歌が見事に合わさっていて、歌のシーンからうるっと来てしまいました…。
ユウキさんの丁寧に描くスタイルだからこそなせる演出ですねこれは。
作者からの返信
ありがとうございます。
この物語を書くきっかけになった、頭に降りてきた一枚絵のシーンだったりするのでした。
この歌の部分は、どう表現するべきかずっと悩みながら書いている箇所だったので、そう言って頂けると本当に嬉しいです。ありがとうございます!