後編の展開がとてもおもしろかったです。
老婆心ながら、前編だけ読んでやめてしまう、もったいない人もいるかも、とも思いました。
作者からの返信
ありがとうございます。
実は、公開する時に私も同じことを考えました。実際、前半だけでやめちゃった方も結構いると思いますよ。PV数で分かりますからね。
理由は二つあって、一つは単純に文字数の問題。一話で八千字超えは多いかなって。
もう一つは、一応三人称ですけど、前編は清史郎メイン、後編は弥生メインだから分けた方がいいかなと。
後編が面白いから絶対読んで! なんて言えたらいいのでしょうが……。
でも、@hiro1969さんのように最後まで読んで下さってコメントまでいただける。まして面白いって感想も。本当に嬉しいです! ご心配もいただきありがとうございます! こういう積み重ねを経て、色々試しつつ、勉強もしつつ、また次のお話を書いています。
おもしろかったです☆後編はかなり、ドキドキしました。八百屋お七モチーフということで、結末を想像しながら読んでいたのですが、どんでんがえしがっ!最後に弥生が名を読んだのは、やはり、あの人でしょうか?
作者からの返信
コメントありがとうございます!
内容はアレですが……とても楽しんでいただけたご様子で嬉しいです。お七、意外にも扱われてないのかなと思いつつ、緊張しながら公開してみました。
最後に弥生が呼んだのは……そう、その人です!(笑)
それにより、ここでは描かれていない未来に繋がっているように、という願いを込めて、この終わり方にしてみました。おぼろつきよさんは、どんな本当のラストを想像されますか? そんな風に楽しんでいただけると幸いです。
素晴らしい作品でした。
個人的に江戸の町を舞台にしたお話が大好きなのですが、設定の隅々までよく練られていてリアリティがあり、情景が目に浮かぶようでした。
直義のキャラが特に良いですね。弥生の愛を受け入れるかと思いきやーー、というオチがハマっているのが味わい深い読後感に一役買っていると思いました。
作者からの返信
ありがとうございます!
リアリティ、ありましたか。そう言っていただけると安心します。
時代物は全くの初めてだったので、いつも以上に緊張しました。
直義についても、唐突感が出ないか心配していました。彼が初めて弥生と会った時の行動は、純粋な優しさからだった筈で、本当は優しい人なんだと思っています。嫌われないといいなと願うばかりです。
いくつもの愛憎が渦を巻いていて、読んでいて息つく暇もありませんでした。四人が四人とも、想いが強すぎて。そして不幸だったのは、その全ての想いがすれ違ってしまった事でしょうか?
弥生は最後、誰の名前を口にしたのか?想像の余地を残した演出も見事です。
悲しい結末でしたけど、来世では皆幸せになってほしいです。そんなアイのシナリオがあってもいいな。
作者からの返信
四人とも真っ直ぐで、純粋で、それでいて不器用で。そんな四つの想いが素直に伝われば良いなと思いながら書きました。
弥生は誰のことを想ったのでしょうね。
その部分も含めて、実は全てに想像の余地を残した書き方をしてみました。前編の終わりも、後編の終わりも、です。
弥生の恋は散ってしまったけれど、三人のシナリオは、まだ終わってないのかもしれません、よ?
悲しく切ない愛ですね(/ _ ; )
>「……様」
弥生の心をギュッと込めた言葉を二つの三点リーダにするなんてー。
ずるい、ずるいよー(笑)
じゃあ、結衣は決めました。
この物語の結末を!
最後、弥生が誰宛に言葉を向けて、
そして直義が、誰に懐剣を向けたのか。
かおちゃんの思うツボの読み専
結衣でした(笑)
あ、それと。
文章、キレイでした!
グーね、グーー!
作者からの返信
さて、弥生は誰の名前を口にしたんでしょう? あの人かな? それともあの人かも?(笑)
今回は全体を通して、読んで下さる方に想像してもらえたら、という思いで書きました。想いも、情景も、そしてそして、結末でさえ……。
結衣さんはどんなラストを想像されましたか?(^-^)
文章を褒めていただき、ありがとうございました。台詞、効果音に頼らない、なるべく地の文で、三人称で! 色んな制約を科しつつ頑張ってみました。
編集済
この短い間に、一体いくつもの想いと愛憎が交錯したか!
弥生が哀れで、でも付け火した罪は罪だし、直義の気持ちも完全に分からないわけじゃ無いし、清史郎にしたって……あと一番哀れだったのは千代かなと思ったり……
読んでいるうちに感情の矛先が二転三転として、上手く言葉に出来ませんが、とにかく凄いお話でした!
作者からの返信
まだ『愛』という言葉すらない時代の、それぞれの初恋、それぞれの純粋な想いと、その伝え方がうまく表現できていれば良いのですが…。
感情の矛先が変わってしまうのは、誰もが一途で、それを敏感に感じ取っていただけたから…だといいなと思います(汗)
どこか一箇所でも、交わる想いがあれば良かったのですが。
日曜の朝なのに、夜空の炎と満開の夜桜の残像から抜け出せません。
まさに映画を見ているようでした。
すごいなぁ、ほんとうにすごい作品だなぁ。
作者からの返信
一番にコメントいただき、ありがとうございます!
すみません、連休のど真ん中に…(汗)是非、外へ出て、爽やかな秋風を感じて来て下さいね。
でも、大変大変嬉しいお言葉、ありがとうございます!
呟くように仰っていただいたのがまた、私の心に響きました。
今回は、読んで下さる方に色々想像していただけるよう、情景描写での表現を頑張った甲斐があります。
編集済
こんばんは。
偶然発見して目を通させてもらいました。時代小説ですが、とても読やすく、加えて、流れるような文章がとても美しく、語彙欠乏症のボクとしては羨ましさを抱きながら食い入るように読ませてもらいました。テーマである愛憎劇もしっかり押さえていてとても良い感じです❤︎
そうそう、実は読ませていただいたきっかけがあります。「江戸」「火事」「せいしろう」といったキーワードが、以前ボクが書いた「東京歌姫」という長編と共通だったことです。カテゴリーは現代ファンタジーで、内容も全然違いますが、妙に親近感がわいちゃって(笑)
素敵な作品を読ませていただいて、ありがとうございます。しっかり勉強させてもらいました。