召喚されたが魔王討伐とか面倒なので拒否します。

風十

第1章 料理オタクは魔界で料理する。

僕の生活は一変した、あの我が儘なルル・ハギースト[魔神]によって変わってしまった。そのルル・ハギーストに会う前に僕はクラスで親友だった友達に裏切られ両親を殺した罪を着せられてしまい、何度も虐めにあった。こんなことも言われた。

「彼奴に関わると犯罪者ウイルスが移るぞ!」「あの子が犯罪者?」「関わると私達まで疑われる」「彼奴とはもう関わらないし、親友じゃないし只の他人でいようぜ。」と言われたが無視し続けた。

そんな事を心に閉まった僕はふと目を開けると誰もいない不思議な空間に入っていた。此処は何処だろうか?と悩んでいると何処からか声が聞こえてくる。

僕はその声を聞き歩いた。その声は誰かと談話しているような声だったがもう僕には必要ない声でもうどうでもいい事だった。でも本当にまだ生きてもいいと言うなら両親を殺した彼奴らが憎い・殺す・殺す・殺したいと思っている。


「その者達をお前は、どうしたい?」

「決まってるよ、殺したい。」

「そうか、我らの世界で殺せば良いだろう。」

「殺せるならそうしてくれ。殺して、罪を償って貰う前に俺が殺す。」

「その覚悟があるなら、私の叔父様の領地の真ん中で土地で暮らすといいわ。」

「じゃあ、まず魔王様に案内してほしい。君の許可は頂いたが、魔王様の許可は受け取っていない。そして第二の許可を受け取っていないのでね。」

「了解したが、ステータスを見てくれ。そして名をあげる。お前の名の後に「クロス」と付けろ。私が許す。」


俺は言われた通りにステータスを出した。


「名前」

 ソウタ・クロス

「称号」

 魔神様ルル・ハギーストに許された人間、人間から魔人族になった者

「種族」

 魔人族/魔壊者/魔神様の使者

「レベル」

  1  

「固有スキル」

 ・魔力ピュアハーツ:小型援護空中射撃。射撃する度に形態が変わる。

 ・魔力強奪貯蔵タンク:人間界の者共から奪った魔力を貯蔵出来る物。

 ・絶秘庭園:妖精/吸血鬼/魔女/魔族の魔力を底上げ出来る。

 ・闇月夜園:エルフ/魔王族/の魔攻撃を底上げ出来る。

 ・暗炎:黒炎よりも最上位魔法の一つ。

 ・アイテムボックス:収納箱

「暗黒神スキル」

 ・月華神知:どんな魔力感知/鑑定/魔力攻撃/魔法攻撃を解除する。

「料理オタクスキル」

 ・異世界[日本]料理

 ・異世界[世界]料理

「オタクスキル」

 ・エンチャントプログラム:機械に付与する。

 ・ マジックアイテム作製:状態や罠や回復薬を作る

 ・錬金術

 ・召喚魔法:下級/上級/神帝/冥帝

 ・領地開拓/万能農具

 ・インターネット『両親の遺産を全てのお金を入れた機械。』

「体力/魔力/攻撃/防御壁」

 ・体力:3000 ・魔力 :50000

 ・攻撃:2000 ・防御壁:5000


これが俺の新しい力であり、彼奴らを殺す為に作られたステータスだと言うのか、面白い。これは面白い世界だな。


「私は魔王の叔父の娘にして神と契約し魔神となった者で、魔神ルル・ハギーストだ。気安く『ルル』と呼ぶことを許可しよう。」

「ではルル様、俺を魔王様の所へ案内してくれないか?よろしくお願いします。」

「良し、良いだろう。こっちだ、来い!」


スキルを習得しました。「魔力感知」と「魔弾感知」を習得したことによって

『月華神知』に進化して習得しました。更に魔神ルル・ハギーストと契約したことによって煌冥耐性と熱寒冷耐性と魔力耐性を獲得しました。獲得したことによって進化し『耐性攻撃無効』を習得しました。


「名前」

 ソウタ・クロス

「称号」

 魔神様ルル・ハギーストに許された人間、人間から魔人族になった者

「種族」

 魔人族/魔壊者/魔神様の使者

「レベル」

  1  

「固有スキル」

 ・魔力ピュアハーツ:小型援護空中射撃。射撃する度に形態が変わる。

 ・魔力強奪貯蔵タンク:人間界の者共から奪った魔力を貯蔵出来る物。

 ・絶秘庭園:妖精/吸血鬼/魔女/魔族の魔力を底上げ出来る。

 ・闇月夜園:エルフ/魔王族/の魔攻撃を底上げ出来る。

 ・暗炎:黒炎よりも最上位魔法の一つ。

 ・アイテムボックス:収納箱

「暗黒神スキル」

 ・月華神知:どんな魔力感知/鑑定/魔力攻撃/魔法攻撃を解除する。

  鑑定も出来る。状態鑑定も出来る。隠密も出来ます。

「耐性」

 ・耐性攻撃無効:どんな攻撃も無効にする耐性。

「料理オタクスキル」

 ・異世界[日本]料理

 ・異世界[世界]料理

「オタクスキル」

 ・エンチャントプログラム:機械に付与する。

 ・ マジックアイテム作製:状態や罠や回復薬を作る

 ・錬金術

 ・召喚魔法:下級/上級/神帝/冥帝

 ・領地開拓/万能農具

 ・前世インターネット

 ・魔界インターネット

「食事スキル」

 ・食事でレベルアップ&料理でレベルアップする。[夢のスキル]

「体力/魔力/攻撃/防御壁」

 ・体力:3000 ・魔力 :50000

 ・攻撃:2000 ・防御壁:5000

案内されたのは魔王城で魔王様である王様は狩りに出ていると言っていたので先に幹部へ挨拶しに行く事にした。厨房が、どうなっているのか気になって仕方がないのでルル・ハギーストの兄は幹部で調理厨房の責任幹部だった。先に挨拶した。


「ルル、そちらは魔人か?」

「はい、私と契約した人間で進化して魔人族となったソウタです。」

「先程、ルル・ハギースト様と契約し魔人族となったソウタ・クロスです。ご迷惑をおかけすると思いますが、よろしくお願いします。」

「俺の名は、ルルの兄で『魔王幹部ルクス・ハギースト』だ。気軽にルクス兄さんとかで呼べよ。其れからルルと契約したらお前は俺の弟だ。ここは家だと思い自由に使ってくれ。後厨房を使ってお前の味が知りたい。」

「ああ言ったら、止まらないから作るといいわよ。」

「何が止まらないだと?止まっているじゃないか?」

「いつもは止まらないでしょ。」


と言われ厨房に向かって歩いていると道に迷ってしまった。ここは何処でしょうか?あれ、どっちだ。こっちに歩いてくる音が聞こえたから発動した。

『月華神知』


「名前」

 闇狼帝王

「あだ名」

 夜桜

「称号」

 魔王様の守護狼

「種族」

 魔狼の王/魔王支配下

「弱点」

 尻尾を触られること。

「好意」

 マッサージされる事

 モフモフされる事。

 肉が入っている物を食べる事。

「レベル」

 132

「固有スキル」

・魔力感知

・威圧

・索敵

「魔法スキル」

・闇雷系統魔法=ダークライトニング


「名前」

 グラン・ハギースト

「称号」

 魔王/魔界王

「種族」

 魔神王

「レベル」

 200

「固有スキル」

・全領域結界

・全領域遠距離魔法

「魔法スキル」

・全属射撃魔法


「では魔王様、私は警備をしていますので何かあったら仰って下さい。」

「うむ、わかった。」

「で、其処にいる者。出で来ないと嚙み込むぞ。」

「大変申し訳ございませんでした。俺はソウタでこの厨房を見たいと思ったがここがどこか解らなくなってしまい、誰かの足音や話声をしたので隠密行動していました。」

「そうか、厨房に行きたかったのか。案内する、ついて来い!」

「着いたぞ、何を料理したいんだ?ここの責任者は俺だが、作る前に作る物を教えてくれないか?」

「えーと、内緒。」

「内‥‥内緒?!」


ソウタの異世界レシピ01

『メンチカツ』340 kcal

「材料」4個分

(インターネットから注文した物アイテムボックスから出した。)

・サラダ油‥‥適量

・キャベツ‥‥3個

・ウイスターソース‥‥大さじ1

‥‥‥‥‥‥

・ラビット肉(合びき肉)‥‥300g

・玉ねぎ‥‥1/2個

・溶き卵‥‥1/2個

・パン粉‥‥大さじ3

・塩‥‥小さじ1/3

・胡椒‥‥適量

‥‥‥‥‥‥‥‥

・薄力粉‥‥適量

・溶き卵‥‥1/2個

・パン粉‥‥1カップ


作り方

≪①≫

 玉葱はみぎん切りにする。

≪②≫

 ①を風と火の合成魔法『ウィンフレイム』で温める。

≪③≫

 ボウルにラビット肉300gと①と溶き卵とパン粉と塩と胡椒を入れる。

≪④≫

 粘りが出るまで混ぜる。

≪⑤≫

 4等分にする、空気を抜きながら小判型に形を整え、同様に4個を作る。

≪⑥≫

 薄力粉・溶き卵・パン粉の順に衣をつける。

≪⑦≫

 魔導鍋にサラダ油を入れ170℃に熱し⑥をつけた状態で入れてきつね色になるまで

 揚げる。

≪★≫

 串を指して透明の肉汁が出れば大丈夫!

≪⑧≫

 キャベツを千切りにして添えれば…

≪⑨≫

 魔界定食『ラビンチカツ』の出来上がりだよ。

≪⑩≫

 完成!


出来た。そして材料名と調理目標番号と個数を魔界ブックに記載した。その後で写真を撮りたいけど此処には写真を撮る機械も無く、其の物も無いこの世界でどうしろと…?あ、そう言えば『スマートフォン』が有ったので写真を撮りどうしようかなぁ。移す…移動…『ジル』『チュート』があったな。合成して『ジルチュート』でいいや。

『ジルチュート』してレシピ本に記載した。それをイベントリー(アイテムボックス)に入れ料理を食席へ運んだ。


「ルル、セルス兄さんとグラン様、夕食の準備がご用意が出来ました。どうぞ召し上がりください。」

「グラン・ハギースト様、ご挨拶遅れて申し訳ありません。自分は魔神ルル・ハギースト様に召喚された者であり、其処にいる魔王様直属幹部指揮官のセルス・ハギースト様に忠誠を誓った者であります。」

「うむ、分かった。もうお前は我が家で暮らせ、それと同時にもうお前は家族とする。良いな、皆ものよ。」

「ところで、宴するなら城下町の方が皆と一緒で楽しいと思うけどな。」

「それ、賛成!俺も賛成だ。」

「良い、金はいくらでも出すから城下町に机を出して料理を作って並べよ!」

と魔王様に発言した瞬間、一斉に皆さん城下町へと歩き出したのを見て出遅れたと思ったが『転移:ポールダウト』がある事に気付いた。なので使った入口に着いたが魔王様に金貨1枚を貰う事を忘れていたので戻ったらルルが待っていた。

我らはここで食べると言わんばかりに我が儘を使っていた。そういう時は食べ物で釣ること大事だ。

「ルル、城下町で食べる物が無ければラビット肉を使った異世界料理を食べる?」

「そんな物があるなら、それを食べたいし直ぐに行く用意するからな、門の所で待て良いな。」

この時、俺は思った。『とんだ我が儘な神様だ事とね』。

「今私の事を、我が儘神様と思ったりしたか?」

「そんな事していないですよ。思ったりはしていない事も無いけど‥‥。」

「やっぱり、あるのか。」

「ある事もないけど、それを持ってこそルルだと思う。ルルの様な美しくて綺麗な女性は我が儘が大切だ」

長い話になるので先に行こうと思ったが、俺の部屋は真ん中だが左右の部屋にいる吸血鬼族の兄様方に往く手を邪魔された。

『月華神知』


「名前」 

 ストリア・ヴァルストーク

「種族」

 吸血鬼/若者(17)兄

「称号」

 元勇者/見習い吸血鬼/女神からの召喚者(日本人)兄弟

 王国追放者/勇者称号剥奪

「スキル」

 雷系統魔法

 火系統魔法

 水系統魔法

 血系統魔法

「耐性」

 鉄 耐性レベル2

 金属耐性レベル3

 異臭耐性レベル4

「固有スキル」

 魔力吸血

 アイテム鞄(アイテムボックス)

 名前書き換え


「名前」

 ユウト・ヴァルストーク

「種族」

 吸血鬼/若者(16)弟

「称号」

 元魔導士/見習い吸血鬼/女神からの召喚者(日本人)兄弟

 王国追放者/勇者同行称号剥奪/国外追放

「レベル」

 40

「スキル」

 幻想系統魔法

 結界系統魔法

 雷炎系統魔法

「耐性」

 金属類耐性レベル10

 異臭類耐性レベル10

 警戒 耐性レベル10

 光属性耐性レベル40

 無効 耐性レベル40

「固有魔法スキル」

 鑑定 

 合成魔法


「邪魔しているように見えるけど、何か御用?兄弟で召喚された者よ。」

「何で分かったんだ?俺達が召喚されたって。」

「俺も同類。魔神や女神様に召喚されたが魔王討伐より善で生きる王国を滅ぼしたいと思い魔王界で暮らして強くなった方がいいと思った。」

「へぇー兄貴と同じなんて偶然だな。」

「そちらは似てるけど、もしかして双子?」

「何故?」

「鑑定は覚えているね、兄貴と言う君よりも強いかな。」

「料理は出来る?」

「学校で料理研究部だったよ。」

「それよりソウタは何歳何だ?」

「ストリアと同じ、17歳の高校2年生。でもあの世界には戻りたくない。」

「来たみたいだよ。」

「ルル、4人で行かない?そしたらルルを護衛出来るしお願いします。」

「許す。だが、味見担当は私だ、其れだけは譲れん!」

はいはい、分かった。どうでもいいし先に歩いて魔街にいた。そしたらもう衛兵や街の人々がテーブルを出していた。魔王軍と呼ばれる僕らの他の皆さんは料理に使う食材を選んでいたし、作っている者もいた。

視られないところでインターネットを開き、何個か調味料をアイテムボックスへと送った。


[所持品]一覧

・甘辛中華味噌チューブ‥‥10

・大蒜醤油ダレ‥‥10

・キャベッツ…10

・アルビオン肉[日本の豚肉とほぼ同じ]‥‥1

・シュリンプ‥‥100本

を手に入れたみたいにアイテムボックスから取り出して料理をしてみたところ、作っている最中にルル様が味見担当をしているのは分かるんですけど、料理試作中にもの凄く食べるのは我慢してほしいと心の中で思った。



 



 




  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

召喚されたが魔王討伐とか面倒なので拒否します。 風十 @syadou5023

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ