あとがき

 はじめまして。雪月瑠璃と申します。今作『メモリーエンディングノート』をお読みいただき、ありがとうございます。皆様に読んでいただくには拙い文章ですが、自分の伝えたいことを小説におこせたこと、そして完結できたことにこの上ない嬉しさを感じております。

 記憶喪失、それも毎日少しずつ記憶が失われる記憶喪失を患った少年とその友人の少年とのお話でした。彼の昔話で書いたことは、私の人生にはこれっぽっちもありません。部活に誘われたり、恋人を取られて仲違いしたり、崩壊した家庭だったり、はたまた記憶喪失になった友達がいたり、そんなことは全くありません。一般的に普通と言われる生活を送ってきました。だからこそ、こんな非日常的の物語を書いたのかもしれません。経験したくて筆を執ったのかもしれません。そんなことを言ってみましたが、読んでいただく上で作者である私の意見などどうでもいいのです。これを読んで、何かを思っていただけたならそれで構いません。小説などの文芸作品は読んでいただくことで完成するのです。そんなわけで『メモリーエンディングノート』でした。

 最後に、読んでいただきありがとうございました。次回作はまだ考えていませんが、執筆することになったら再び読んでいただけると嬉しいです。

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メモリーエンディングノート 葉村コト @ruri_yuduki_0307

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