ラッパ

@midori2525

第1音 その音色・凶暴なり

遠山高校第三学年。受験を控えたどこにでもいる青年・「凛銅真琴」今日からこの子の日常はがらりと変わる。

真琴「うわぁ!」いじめられっこな僕をいじめてくるのはいつもきまって幼馴染。

来宮守である。守「うーわ!だっせえ!w」もういっそ死んでやろうか。

帰り道にいつもそんなことを考えている。

真琴「うぎゃら!」空から降ってきたのはケースだった。

中を見ると自分の名前が書かれたポーチとマウスピース。

真琴「なんだこれ」その瞬間何かが頬に触れた。

真琴「守君・・・いい加減に…」守じゃない。蛙の化物だ。

蛙「おまえ・・・邪魔!』大きな手で弾き飛ばされるコンクリートに頭を打ち付け鼻血が出る。蛙「死ね!俺を消そうとしても無駄!さっきのラッパもちも殺した!お前も殺す!」往復ビンタが続く。意識が遠のきかけたその時。

?「こんなところで死なれたら困るよ。僕の器。ほら、ラッパを吹いて」

僕はできるだけ強く息を吹き込んだ。

?「おっけー!」蛙「まずい!」蛙が逃げ出そうとしたそのとき、

?「真琴、あの化物は物狂いというんだ。そしてその物狂いを倒すのが僕たち影の役者。別名、水仙さ。さて君の体を少し借りるよ。」そういって間も無く僕は意識を失った。「水仙の中の弔い部隊、№4魔笛のハーメルン。参る!

目を覚ました時には蛙は見るも無残んな姿に成り果てていった。

ハーメルン「君の学校は全学年&全教師君以外全員死んだこれからは僕と行こう」

こうして僕の摩訶不思議な冒険は始まった

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