応援コメント

第25話 氷結の塊」への応援コメント

  • 実験成功の喜びと、戦況の悪化する状況が交錯して、不安がつのる様子がうまく表現されている。

    作者からの返信

    このエピソードは、つげ櫛を菊子に渡すプロットのつなぎの話だったのですが、実際の迎撃爆弾の話も持ってきました。事実、特攻隊を懸念した技術系の軍人が迎撃爆弾の開発を目指したようです。

  • 真は任務を達成できたと感じたことで、大切だと思われる櫛を菊子にプレゼントしてしまうぐらい嬉しかったのでしょう。この櫛が後々、真実解明に結びつくことになるところがとても興味深い。

    作者からの返信

    冬菇屋の耕太郎のストーリーを考えていた時、あるアイテムを用いて節子に会いに行くことを考えていましたら、たまたま、つげ櫛を見つけました。このつげ櫛は物語の重要な道具になって良かったと思います。

  • 小さな救世主のおかげで、何とか無事マイクロフォンを作り上げることが出来ましたね。そしてまさか菊子がマイクロフォン作りに関係しているとは、夢にも思いませんでした。

    また終盤で特攻隊の話題がありますが、自分の命を犠牲にしてでも国に尽くすという愛国心は、当時は当たり前だったのかもしれませんね。冷静に考えればそれは間違いだと分かるはずなのですが、それが出来ないほど緊迫した状況下にあったのだと私は思います。

    作者からの返信

    いつも応援のコメント、ありがとうございます。
    菊子が櫛を持っている訳を色々考えましたら、こんな感じになりました。大事な登場人物です。
    戦争の事を調べて行くと、現在では考えられない事がたくさん出てきます。しかし、当時はこれが正しいと思い込んで行動していたのでしょうね。しかし、どの様に表現しても実際の彼らの感情を、現代に伝える事は難しいと感じています。