現実におけるヒーロー。現実で正義のヒーローをやるにはどうしたらいいのだろう?そんな疑問に真っ向から答えようという作品に思いました。現実は物語のように甘くない。されども物語の清く正しい生きてみたい。そんな葛藤が綺麗に描かれていると感じました。特に先輩の姿に過去の自分の姿を投影するシーンはその最たる例でしょう。誰しもの中にある夢と現実の境目での葛藤を刺激する作品だと思いました。