『飛び刃』ネリ

負け犬アベンジャー

プロフィール

・顔


整った顔立ちで鼻筋の通った美女。ただしその両目は緑色で光沢のある複眼になっている。

白い肌に銀髪を後ろに流し、赤色のリボンで束ねている。


・体格


155cm 23kg

細身の人間の胸、下半身はなく針の尾のようなものが小さくついているだけ。両腕も肘から先がもろ刃の刀のようになっている。

背中には二対の透明な羽が生えていて、これを羽ばたかせることで移動している。


・服装


胸や下半身など最小限を隠すためだけの白い布地で、異形とはいえ下着姿はなかなかセクシー。

両の二の腕にもまた赤色のリボンが結んである。


・ベル


左腕のリボンの下。


・職業


元カンパニー研究員


・経歴


異世界生物に関する研究を行っていた研究員で、研究所が突如爆発した際のただ一人の生き残り。

実際は作業手順を間違えての自爆だったのだが、その原因がわからなかったため、唯一の生き残りでありながら体のほとんどが吹き飛んでいた彼女を助けるために、無茶な手術を行った。

証言を得た後は用済みなのだが、それではコストが似合わないと他の戦場へ投入された。

しかし、思いのほか優秀だったため生き残り、現在では歴戦の戦士となっている。

今回の社長戦争もその流れで当然のように参加している。


・性格


ドライで冷めた性格、常に無表情で口数少なく、淡々と最適解を選ぶ。趣味が仕事だった。

しかし本人の無意識レベルで爆発でただ一人生き残ってしまったことへの罪悪感があり、それを払しょくするために戦場に出ている。

高学歴で普通に優秀だったが、学会が男社会であり、出世できないと考えてカンパニーに入った。なので裏切ることには躊躇はないが、この特殊な体を維持できるのはカンパニーだけなので従っている。


・能力


見てくれ通りスピード特化、ヒット&アウェイでチクチクと切り裂く。当然打たれ弱い。また持久力も低く、最長戦闘可能時間は3分。それ以上だと羽根が持たない。

飛行能力、音速にこそ届かないものの、かなりの高速で移動できる、またブレーキ能力にも優れていて、静動のキレで相手を幻惑する。

動体視力、視野は人間と変らないが、その反応速度は常人を超えており、銃弾の軌跡を読み取り、回避するなんてこともできる。

基本は切り傷与えて逃げて休憩、を繰り返す。地味だが確実。


・装備


ドリンクバー、専用ドリンクが補充できる専用機械。センサーで蛇口よりドリンクが出る。これがないと半日で餓死する。

毒針、下半身のハチのような部分は内臓が詰まっているだけで針はなかったが、改造されて内蔵された。押し付けることで発動する使い切りだが、液体磁石を注入することで生物なら赤血球が集まり凝固し、機械ならば細かなパーツに張り付いて動きを阻害する。切り札だが威力はいまいち。


・口癖


3分、いらないか。

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