魂の叫び2〜続編(この出逢いは！悪魔か天使か？)

最終話 消された出来事

「戻るぞぉ！あのノートに異変が起こった。」

「えぇ、どういう事？」

「今は、何も言えない」

『おはようございます。２０２１年２月１日です。今日も寒いですねぇ…』

「やっと、戻ったなぁ…私達もあなた方を探すのと、歴史を戻すのは苦労しましたよぉ。」

「あれぇ、私の顔は知らないねぇ…ごめんねぇ。アンドロイドの安堂 翔太君は知っているとは思うけど…私達は安堂 翔太君を日本に派遣したアメリカの時空秘密特捜局なのだ。今いる空間はパラレルワールドだけど…気がついたかなぁ？とりあえず、現実の世界を最後に見てみなぁ。」

「えぇ、どうなっているんだぁ。昔と何も変わっていないじゃないかぁ！」

「そりゃそうだよぉ。今まで、描いた世界はすべて頭の中で描いただけの世界なんだよぉ。でも、その中の湊川首相だけは存在し、ソーシャルインクルージョン都市計画は実際に動いている。だからこそ、あなたを消滅しなければならない。では、来世で！」

「そぉ、そんなぁ！」

湊川首相が描いた世界はアメリカとの共同事業として、上がった『ソーシャルインクルージョン都市計画』はその後、関東圏では埼玉県所沢地区、関西圏は香川県坂出地区、北海道夕張地区、九州圏小倉地区で実現し、地域の活性化となったとの事。

しかし、その反面、ソーシャル・インクルージョン都市計画はソーシャル・エクスクルージョンではないか？との世論も上がるが、世界においては、この政策が世界規模で推進されるようになったとの事。