2. 約束破る人キライ
「
このメッセージには、無益な戦乱を避けるための
そういうわけで
義仲「それがいいな」
こうして、
ただ、頼朝の妻である
さて、こうして
この
同行の僧・
覚明「説明いたしましょうか…」
- - -
今から100年ほど前の、白河院の時代のことです。院はなかなか男子が生まれないことに悩んで、そのころ霊験あらたかなことで名高かった三井寺の
大喜びした院はさっそく
(
この要求に、白河院はビビってしまいました。「いや、それだけはちょっと…」
延暦寺のほうでは、敵対する三井寺が戒壇を持つことに徹底的に反対していて、もしもそんなことになれば、暴れまくって京の都を大混乱に陥れるでしょう。院は、ほかの願いならなんでも聞くけど、
頼豪「命をかけて祈祷したんですよ。なんでも聞いてくれるって言ったじゃないですか!」
白河「頼むよ、そういう無茶を言っちゃだめだよ…」
その後まもなく、せっかく生まれた皇子(
白河院はその後、延暦寺のほうに男子誕生の祈祷を依頼しました。すると、これも
- - -
覚明「で、まあ、ネズミの悪霊となったその
覚明「なんでです」
覚明「ははあ、なるほど…」
この話を気に入った
さて、それから
後白河「望むままの褒美をつかわすぞ!」
後白河「え、それは… ちょっと、そういうのは急にやれることじゃないし… ちょっと考えさせて」
義仲は、たいへん歯切れの悪い返答を聞かされました。その後、使者を通じて、「とりあえず備中の
さらに悪いことに、その数年後、
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。