憧れはやがて恋に。キラキラとした青春ストーリー。

誰かを好きになる瞬間って、いつなのでしょうか?
高校時代、グラウンドでピッチングをするソフトボール部の先輩に、強い憧れを抱く野球部の主人公。強くて格好良い先輩を目で追うようになっていくのですが、そんな先輩が泣いている所を見て。話すようになって、気が付けば好きになっていて……

これが今作の流れなのですが、読んでいて非常に引き込まれました。興味、憧れ、恋と、次第に先輩への想いが強くなっていく様がとても綺麗で、これぞ青春って感じの恋愛劇となっています。
途中辛い事や思い悩むシーンなんかもありますけど、それも青春の一ページ。全部が掛け替えの無い思い出になって、未来へ繋がっていくって思える、そんなキラキラとしたお話でした。

特に最後の一文、アレは心に響きます。

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