エンディング、難しいですね。
いま、自分が書いたやつちょっと思い出して見てるんですけど、完全なバッドエンドって少ないっていうか……ないような。
メリーバッドエンドはありました。あと、多いのは、ハッピーエンドっていうかフェードアウトみたいなやつですね。ハイ、終わり！じゃなくて、一旦ここでこの話は終わるけど、中の人達の物語は続いてますよー的な。いや、それ言ったらどんな話もそうなんですけど。
自分の手を離れても、本の中で物語は続いていて、それをどこでストップするか、っていうんですかね。切り取る場所によってバッドだったりハッピーだったり変わりますからね。超ラブラブのところで切ればハッピーエンドですけど、それから数年経って喧嘩真っ最中のところで切ったらバッドエンドですし。
一応、ここで切るぞ、っていう場所は決めてから書くんですけど、書いてるうちに、「いやもう少し」って欲が出て伸ばした結果、全然違うエンドになったり……。
あと、カクヨムですと、読んでくださった方々がすぐ反応してくれたりするじゃないですか。すると、やばい、ここで終わらせるのもったいないかもってなって、ずーるずーると……。
私は一体何の話をしているんだ。雑談をしに来たのか。
もうこのコメントすら着地点見失ってますからね。私の小説のエンディングについてもお察しの通りでございます(笑)
作者からの返信
宇部先輩！ご感想ありがとうございます。
雑談うぇるかむですよー。
ハッピーエンドが多いというのに
先輩の人柄がしのばれてしまった私でした。
読者様的には、やはり読後感が良くあって
ほしいでしょうから、
やっぱりハッピーエンドがいいのですかね～。
ハッピーエンドは、読者様に気持ちよさを
与えるためのもので、バッドやメリーバッドっ
て人魚姫とかもそうですけど、教訓的なのかな
ともちょっと思えます。
終わった後、現実への復帰は必要なので、
こっちが現実でよかった感を提供する感じです
かね？難しい。
作品は読んだ方のものになってしまうので
注意だなって最近思えてきた私です。
読んでくださるのうれしいですよね。
小説ではないですが、エッセイも……
それでなかなか私初心者卒業できない、
みたいな……（こらこら
でも終わりは書き手が決めるもの、いただきました。
ありがとうございます。
がんばります！
個人的に、一番好きな終わり方は、誤解を恐れずに言うと、打ち切りエンドです。
というか、主人公死亡以外のエンディングって、極論、全部打ち切りエンドじゃないでしょうか？
そのときその瞬間ではハッピーでも、次の一瞬がハッピーとは限らない訳で。
例えば、（日本的解釈の）姉妹を差し置いて玉の輿に成功した白雪姫は、その後貴族社会でどう生きるのでしょう？
あれは次の物語の始まりですよ。作者が勝手に一部を切り取って、「ここで終わり」って言っただけです。
読者が自由に続きを想像出来る終わり方、素晴らしいと思います。
そう言う話では無い？
失礼しました。
方向性で言えば、とりあえずその段階では幸せな終わり方（ハッピーエンド）が、読み終わった後の感情として悶々としないので、気分がいいですね。読み手が鬱になるようなエンドは、娯楽としては微妙な気がします。余程メッセージ性のある物でないと、受け入れ難いです。
メッセージ性のない鬱エンドって、娯楽としても微妙ではないでしょうか。少なくとも私は、「時間を返せ」という気持ちになります。
同様に、作中キャラの意味のない死が嫌いです。
ストーリー都合で死ななければならないにしても、モブキャラが死ぬなり大怪我をして退場するなりでも問題ない場面で、『用済みだから、最後にお涙頂戴して死んでね』という扱いは悲しいです。
……まぁ、書き手視点としては主要キャラの死って簡単に山場作りや動機付けに使えるお手軽素材なんですけど。
さて、いつエンドを決めるかと言いますと、『書き始める前。むしろ企画段階』と格好良く言いたい所ですが、思いつきで書き始めてしまう事が多い私は、残念ながらそんな大それた事は言えず、筆が乗って『見えた』時に決める感じです。
書きたいシーンから逆算して書く事はままありますが、それがエンディングシーンである事はまずないので、やはり書きながら終着点を探している事が多いですね。
ときどき、「あ、これ鬱エンドだわ」となって全部書き直ししたりするのは内緒。
……公開してないから問題ない。うん。
作者からの返信
紅月先輩！ご意見ありがとうございます。
先輩のお話は、一見極端なようで、実はちゃん
とある真実に落着されているところが魅力的で
面白いです。私のこのエッセイもそうだったら
いいのにな～。
本当にたくさんコメントありがとうございます。
先輩の作品を書く時間を大量にいただいてしまっ
ているようで、それは申し訳ないのですが。
作品はある流れの切り取りであり、その終わりの
余韻を楽しむべき、楽しめるべきもの。
この哲学は深いです……。
なんとなくシェイクスピアの
「お気に召すまま（As You Like It）」
の私の好きなセリフを思い出してしまいます。
―――――――――
All the world's a stage,
And all the men and women merely players;
They have their exits and their entrances;
And one man in his time plays many parts,
（The Project Gutenberg eBook
of As You Like It, by William Shakespeare
より引用）
世界は一つの舞台、
すべての男女は、単なる役者。
登場して退場していく
人はその時々に多様な役を演じる。
―――――――――
終着点は探すもの、いただきました。
ありがとうございます。
がんばります！
私はハッピーエンド至上主義です。
夢見るために書いてる（読んでる）のよ。夢みたいな展開で何が悪い！ と思ってます。
とは言え、メリーバッドエンドとやらになってしまったことも……。
そのラストを思い付いちゃったの。仕方ないね。
プロットを立てないので、冒頭とラストを書いてから一生懸命間を埋めていました。
今初めて、プロットらしきものを作っています。
作者からの返信
早瀬先輩！ご意見ありがとうございます。
自分の好きなエンドがハッピーエンド
というのは、なんだか素敵です。
小説って読んだ人を幸せにもできます
もんね。
私もそうなれたらいいのにいいいい（泣
……別の私が許さない感じです。
でも、例の隠居魔王は、中編のおかげか
ふんわりしたまま着地できたので、あん
な感じで書けばいけるのかもしれません……。
しかし、
プロットを立てられずにあれだけのもの
を書かれるというのは恐ろしいですよっ。
私のほうは、書く暇ないときはせっせと
プロットばかり書くので、iPhoneはそん
なメモでいっぱいです。むしろ溢れてい
ます。
すでに、これがないと、文字数等・話数等
の目安が出来ない体にっ！
でも、無ければ無いで才能さえあれば、
ライブ感覚でいけるのかもしれません。
ちょっと先輩の才能が羨ましいです。
自分と読者をハッピーにしたくない？、
いただきました。
ありがとうございます。
がんばります！
個人的にはエンディングは美学だと思っているので、エンドレスな作品には評価が低いです。オチ、ないやん！って思いません？
プロット命！
作者からの返信
虚仮橋陣屋（こけばしじんや）先輩！
ご意見ありがとうございます。
なるほどエンディング＝オチですね。
オチがないと落ち着かないのは同意です！
韻を踏んでしまったのはキノセイですよっ。
とりあえず、自分はエンドレスに行きつく
程に書けていないので、がんばります！
エタりかけてるのはありますけどね
……ふっふっふ、
たくさんコメントありがとうございます。
私がんばりますよー！
史実から切り取るので、展開で迷うことはないですね（笑）
ただ、やっぱり非業の死を遂げた人を取り上げるのが好き、かつひねくれてるので、「非業の死を遂げる人の幸せな時期」とか「非業の死を遂げるけど死ぬ前に幸せを見出す」とか、バッドなハッピーエンドが好きです。
作者からの返信
崩紫先輩！ご意見ありがとうございます。
先輩は歴史忠実派ですかー。
きっと歴史というものを大事にしていらっしゃ
るということなんですね。
非業の死で絶頂期ありというと、チェーザレ
・ボルジアとかナポレオンとか、ティムール
とかアレキサンダーとか、モティーフに事欠
かないからいいですね。
ああ、でも、この中だと先輩的にはチェーザレ
が正解ですかね？
私は、歴史改変許さない主義者なので、大い
なる歴史の前にはどうしようもないけれど、
でも頑張ったみたいなエンドは書いてみたい
かもです。
おおっと自分ガタリにっ。
バッドにハッピーを上手くねじ込むのもありだよ、いただきました。
ありがとうございます。
がんばります！
自分で読みたい話を書くのが基本だと思っているので、意識してバッドエンドを書こうとは思いません。
ラストでこういうシーンを書きたいなあ……と思って書くこともあります。長編で完結した作品で公開している奴（三界の魔術師）がそうです。
うまくまとまると嬉しいですよね。
作者からの返信
油布先輩！今回もご意見ありがとうございます。
「三界の魔術師」の第一部は結婚式エンドですか～さすがです先輩。
第二部も、うん、ネタバレるので言えないですが、なるほどって感じでした。とてもよくまとまってらっしゃいます。凄い。
「海の都の物語」に影響受けられてるんですね、おお。
塩野七生さんの作品いいですよねえ。
でも自分だと挙げる作品が「チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷」とかになりそうです！せめて「ローマ人の物語」とかにしておくんだ、私！
失礼しました、かなり目的からそれてしまいました。
読みたいラストシーン！
お前の読みたいのはどんなラストなんだよっ！
ですか。
なんだか、よくアニメとかにでてくるイケメン先輩風ですね。
うーん、今まで読んだ本を復習して考えるんだ。
例えばロードス島戦記はどのシリーズの終わりが好きなんだ！？
……伝説のナシェルエンド！
はい、終わり～～～やっぱりそうなんかお前！って言われそう。
でも自分の力でやれるまで頑張る系はいいですね。
それならどんな結末でもハッピーなのかもしれません。
うう、メリーバッドから離れられない運命ですね、私は。
考えさせられすぎちゃいました。
ありがとうございます。
がんばります！
一時期『もう終わらせて別の話を』と思ってエンディングを考えたんですが、
思いつかず、それどころかキャラが勝手に動き始める始末です。
終わる時なんて流れなんじゃないかな～って思います。
逆に、続けようとすればするほど行き詰まって行く様な気がします。
作者からの返信
京丁椎先輩！ご意見ありがとうございます。
先輩は、バイク、消防関連の現代ドラマを書いてらっしゃるんですねー。おっと、文字ラジオまで……凄い！
なんとなく、趣味やお仕事を生かされてらっしゃりそうだと勝手に思っちゃいます。
自分はバイク知識は「ばくおん！！」止まりですが、先輩のようにちゃんと分かってらっしゃる方の文章は楽しく読むことができそうです。
ちょっとだけ拝見させていただいたレベルですが、設定集にキャラ愛がこもっていらっしゃるようにお見受けしました。
だからこそ、勝手に動き始めても私のようにお話が破綻しないんでしょうね、素敵です。
「大島サイクル営業中 」２５０話！、８０話くらいが最高の私には未到達の領域ですが、やはりこの愛あってのものではないかと、思っちゃいました。
なろうと展開を変えてらっしゃるんですねー？
そういうのもありなんだ！
私は中身がない人間なので、先輩のような中身のあるものは描けないかもですが、いつか書いてみようと思います現代ドラマ。
エンディングを超えるモノもある、というヒントいただきました。
ありがとうございます。
がんばります！
編集済
私はハッピーエンドですね。ハッピーエンドしか書け……うーん。ハッピーエンドのつもりで書いたものが、これ、ハッピーエンドなの？ って感想をもらった事があるので、メリーなアレもたまに書いてしまっているようです。自分の中ではハッピーエンドなんですけどね！
物語はしっかりエンディングまで構想してから書いてますよ。プロット自体はものすごくふわっとしてますけどね。
私が見た物語で一番虚しかったエンドはアニメ映画のエックスの物語の結末ですね。ネタバレになるので詳しくは語れませんが、見終わった後には虚無しか残っていませんでした（※個人の感想です）。
私からは以上です。それではスタジオに返しまーす。
作者からの返信
にゃべ先輩！ご意見ありがとうございます。
スタジオからお送りしてますよー、はい。
ハッピー好きですか～、にゃべ先輩らしいなって思っちゃいました。
あ、これはちょっと生意気な言い方かも、すみません。
私の、この、どす黒い何かが沢山詰まったエッセイと違って、先輩の「とある底辺ワナビの色々垂れ流しあるある」が読んでいて気持ちいい理由が分かったということをお伝えしたい感じであります。
先輩方はやっぱりエンディングは最初からなんですね。
プロットはふわっとしていたほうが応用がきくのかも、なるほど。
これは重要！
エックスは、主題歌がForever Loveな映画ですよね。
確か最初の辺で昴流くんが最初に星史郎さんと戦って……東京BABYLON好きな私には、もうそこでEND（※個人の感想です）。
なるほど、初っ端から読者の心を折って終わらせるというのもあるんですね。
これは深いっ！（ヲイ！ってゆわれそう……）
ということで今回も思索をたくさんいただけました。
ありがとうございます！
がんばります！
私は必ずしもハッピーエンドにこだわっている訳ではありませんが、調べてみますと、どうやらそうなっているケースが多いようですね。
作者からの返信
冷門先輩！ご意見ありがとうございます。
究極には、物語は、お読みになった読者様
のものだそうですので、先輩のように
ハッピーエンドが多いことは、望ましいの
かもしれません。
探偵物における『解決』とは何か、による
のだとは思いますが。
いや、これ物語全般的ですね、『解決』が
何か。
「無い」、「できなかった」
がバッド
「一応できたけど上手くできなかった」
がメリーバッド
「よくできました」
がハッピーエンド
ですね。なるほど。
自分を振り返る良い機会になる、いただきました。
ありがとうございます。
がんばります！