幕間:準備完了

 ウィリアムはこの冬、様々な出会いを重ねた。ヴラドやアンゼルムの伝手、その後そこから繋げた出会いもある。加えてアインハルトを介した出会いもあった。深く広く思考せねば無駄だと思ってしまう出会いの数々。視野を広く持てば、出会いをつなげていけば、おのずと見えてくる無を有にする錬金術への導。


 アルカディアでも有数の軍馬の生産地に足の折れた馬がいた。元々は王族に献上される予定だったが、運悪く足を折り牧場の厄介者となっている馬。別の出会いでは馬の声が聞こえるという変人がいた。牧場で働いていたがそこの主と育成の方針でぶつかり、今は職なしになっている男。ウィリアムは自身の財、足の折れた馬、馬の声が聞こえるという男、三つを重ね合わせる。

「東に土地を買った。農耕に適さない場所だが、馬を育てることは出来る」

「雌馬は買っていただけたのでしょうか?」

「当たり前だ。あとは貴様の仕事。個体数を増やせ。出来なければわかっているな?」

「はっ。全身全霊をかけて最高の馬を作り上げて見せます。どんな手を使ってでも」


 懇意になった貴族が運営していた赤字続きの小さな武器商会を買い取り、エッカルト発案の武器を作らせた。アイデアをはじめて見た現場の者たちはこんなもの使えないと言っていたが、形になるにつれ強き兵に限るが、使えるかもしれないという淡い期待を抱き始める。

「この武器の名はどうなさいますか?」

「そうだな。棒(ハルム)と斧(ベルテ)で『ハルベルト』としようか」

「十得槍が良かった」


 今現在では形に出来なかった出会いもある。むしろそちらの方が多かった。しかし出会いはストックできる。いつか使える日が来たならばそれは大きな力を発揮するだろう。それもまた『力』である。未来への先行投資。


 ウィリアムとアインハルトは二人で歩いていた。用向きは訳本の代金としての紹介を終えた後、残念ながら今カタチに出来る術を持たないが、面白い出会いではあった。教育の重要性を語り尽くされた時間、他国からやってきた元奴隷の教師との出会い。教育の重要性はウィリアムとしても今後考えていきたいと思えた反面、この男に教師をやらせたくないと考えるほど当の本人の性格に癖があった。

「そろそろ、か」

 アインハルトは水気を含んだ解け始めの雪を蹴る。その言葉に反応してウィリアムがアインハルトに視線を向けた。

「これで俺が紹介できる人材は尽きた。正直ちょっと前からネタ切れに近かったが、まあここら辺が限界だろう。これで終わりだ。後は頑張れよ」

 アインハルトは足を速める。ウィリアムを抜いて、一人歩き出そうとする。

「次の本は?」

 ウィリアムがアインハルトに問いかける。二人の足が止まる。

「だからこれで終わりだと」

「いえ、一人、紹介していただきたい人材がいます」

 アインハルトはやる気なさげにウィリアムの方に視線を向けた。ウィリアムの方はいたって真面目な表情。そこにふざけている気配はない。

「もう俺は空っぽだ。全部、お前が喰らい切ったぞ」

「そうでしょうか? 私には一人、隠している人材がいるように思えますが」

 二人の視線が交差する。鍔迫り合い伯仲する二つの視線。

「何が言いたい?」

「アインハルト・フォン・テイラー。この人材を紹介いただいておりません」

 アインハルトは驚かない。むしろ来るべき時がきたとばかり眼を細める。

「断る。その男はお前の役には立たん」

「私のこの冬最大の目標は貴方です。貴方を陥落し、私がいない間の指揮者になっていただく。そうして初めて私は商方面で戦う術を得る」

「俺がいなくともお前なら充分に戦える」

「不在であれば戦うことすら出来ない。優秀な指揮者がいる。私のビジョンを共有し、それを実行できる指揮者が。それは貴方を置いて他にはいない」

 この冬における最大の目的がアインハルトであった。彼と出来る限り行動し、彼と交流を深め、信頼を勝ち得ようとした。もう一度表舞台で戦ってみたいと思わせるように仕向けた。すべてはアインハルトという人材を得るために。

「……お前のビジョン、か。俺に喰らえと言うのか。俺のあの男と同じに成れと言うのか」

 アインハルトの顔に怒気が刻まれる。ウィリアムはゼロを一にするやり方だけでなく、ローランの得意技である相手を喰らう買収も当然行う気であった。そのやり口は自分とは異なる。だからアインハルトはウィリアムと――

「いいえ。あの男を超えろと言っているのです」

 アインハルトの体が震えた。それは過去の自分が思っていた夢想。シェア六位程度だったテイラー家をシェア一位の宝石王にまで高めた怪物を超える夢。

「ゼロをつなげて利益とするやり方と相手を喰らい自身の領分を広げていくやり方。二つを重ねればローラン・フォン・テイラーを超えられる。超えねばならない。貴方自身のためにも」

 アインハルトは息を呑んだ。

「ルトガルドか」

「ええ、貴方と御父上、そして御母上との関係を少々」

 漏らしたのはルトガルド。いくらウィリアムとてルトガルドの想いには気付いている。今回はそれを利用して情報を得た。愛情を利用するのは自分をも縛るため多用したい手ではないが、それを使うほどアインハルトの重要性はウィリアムにとって大きかったと言える。

「それ以上俺に踏み込むな! 思い出させるな! 俺に、あの感情を!」

「仇は取らねばならない。無念を晴らさねばならない。諦めたままでよいのですか? 負けを認めたままでよいのですか? 貴方たちの母上を見捨てたあの男に」

「俺は家族のために諦めた。カールとルトガルド、俺にとって二人だけの家族のために、だ。あいつらには今の商会が必要だ。ローランの組み上げた鉄壁の城が。それを打ち壊すことなど俺に出来るはずがない。母さんもそんなこと望まない!」

 アインハルトの貌が顕わになっていく。それを見てウィリアムは内心ほくそ笑んでいた。一押し、ただの一押しでいい。それだけで堕ちる。

「カールはギルベルトという剣を手に入れました。相互に彼らは働くでしょう。二対の翼はアルカディアの武器となります。いずれはテイラーの枠を超えるカールに気遣いは無用。ルトガルドはあれで聡い女性です。いくらでも貰い手はいるでしょうし、もし不安とされるなら私が――」

 一瞬、ウィリアムは自分が何を口走ってしまったのかわからなかった。咄嗟に口走ってしまった愚かな一言。ルトガルドを貰い受けるという旨。ありえないとウィリアムは思う。自分の内側に他人を招き入れるなど、ウィリアムにとってはどう考えてもありえない。

 アインハルトの表情が変わった。少し、ほんの少しの変化だが――

「何よりも、テイラーを壊すのではなくテイラーを喰らえば良いではないですか。貴方がテイラーの守り手に成り代わればよい。貴方ならそれが出来る。私と貴方が組めば、テイラーどころではなく、その先にすら到達できる」

 ウィリアムは過大なことを言っているわけではない。テイラーに足りなかった最大の欠点、政界、軍部に対するコネクション、それらをウィリアムは持っている。これから先も増えていく。ウィリアムの力とアインハルトの力がマッチングすれば、それこそ大きな有が生まれるだろう。

「私と共に往きましょう。この世界に嵐を起こすのです」

 ウィリアムの言葉は的確にアインハルトを貫いていた。アインハルトの夢、商人としての野心、愛する母親への想い、憎い父に対する復讐心、くすぐってやればいい。世捨て人のように生きてきたのはそれらを覆い隠すため。逆に言えばそれほど隠さねばはみ出してしまうほど、アインハルトは自身の思いの大きさに苦悩していた。

 言い訳を消し、心を揺さぶる。あとは自己の中で膨らむ想いが――

「お前は、心底恐ろしい奴だ。父上より、俺にはお前の方が怖いよ。たぶんお前は俺を逃さない。どんな手を使ってでも俺を手に入れようとする。きっと、俺はそれに耐えられない。わかるか? 俺は弱いんだよ」

「だからこそ私は貴方が欲しい。私より優れておらず、他の誰よりも優れている貴方が」

「く、くく。言ってくれる。その通りだがな」

 天を仰ぐアインハルト。ウィリアムは勝利を確信した。

「俺は、動き出したら止まれない。今度こそ、父上を超えるまで止まることはない。超えるか死ぬか、二つに一つ。弱い俺に投資するのは愚かなことだぞ」

「貴方というゼロを、私が勝利へと繋げて見せましょう。当時の貴方に私はいなかった。私と二人なら勝てる。ローランにも、世界にすらも」

 アインハルトはこうなることを予期していた。ウィリアムの考えがわかっていたから。建前では断るつもりであった。断って元の隠居生活に戻る。そのつもりであった。建前は。

(初めから俺は、わかっていたんだろうな)

 ウィリアムに訳本を頼んだ時、否、ウィリアムの躍進を聞いたときから思っていた。自身がローランを超えるための要素、それが身近にあることに耐えられなかった。己が欲望に、耐え切れなかった己が野心に。

 ウィリアムの存在を知り、人材を餌に試していく内に、とうの昔にアインハルトは堕ちていた。自らの欲望に抗えなかった。もう一度戦ってみたいと、今度こそ超えたいと思ってしまった。ウィリアムがいれば勝てると、そう思ってしまった。

「その男はお前の役には立てない。その思いは変わらない。それでも良いなら好きに使え。そいつは、逃げ続けることにすら耐え切れなかったらしい」

 逃げる弱さすら持たない己。絶望しそうになるほど、アインハルトは自らの弱さに呆れてしまう。だからこそ、もう流れには逆らえない。

「ありがとう我が友。共に邁進しよう。私と貴方の二対の翼、それがどれほどの高みに、何処までいけるか、私は楽しみで仕方がない」

 アインハルトは堕ちた。ウィリアム・リウィウスと共に歩む契約を交わしてしまった。この日を彼は永劫後悔する。それと同時に交わさなくとも後悔していただろう。結局のところ、彼とその周囲はとっくの昔に詰んでいたのだ。それを彼が知るのは遥か先の話である。

 今はただ、新たな翼と共に飛び続けるだけ――


     ○


 アンゼルムは非常に不機嫌であった。第一にウィリアムが他人をこの部屋に招きいれたこと、第二にその他人を自分の翼だと紹介したこと、第三にその男が自分たちの生命線となることがすでに決まっていたこと、第四に――

 挙げ続ければキリがない。アンゼルムの機嫌は極限まで悪かった。

(何故ウィリアム様はこんな奴を、何故私ではなくこのような男を、相談もなく、私ではなく、テイラーを、何故、何故、何故何故何故何故何故何故何故何故――)

 それを知ってか知らずか、ウィリアムは今後についての話を平坦な口調で話していた。もちろん内容はアンゼルムもしっかり頭に入れている。その上で脳内を駆け巡るのは何故の大合唱。

「話は理解した。だが、そこの若者は俺のことが気に喰わないらしい。別に俺としては嫌われていても構わんがね。腹に一物を抱えている相手に本音で話す気にはなれないな」

 アインハルトは苦笑しながらアンゼルムの方を見る。ピクリ、アンゼルムの額に青筋が奔った。

「そちらこそ何を考えているかわからないではないか。私はウィリアム様に永遠の忠誠を誓ったが、貴様はそうでないだろう? 忠臣でない貴様が此処にいる資格はない」

「なるほど。しかし使えない忠臣というのもどうなんだ? 俺にはお前が金になるようには見えないがね」

「私を侮辱するか。良いだろう、今すぐ殺してやる。忠臣たるこの私がな!」

 アンゼルムとアインハルトの間に火花が散る。アンゼルムの敵意にアインハルトが応じた形。発端はアンゼルムだが、アインハルトもまたアンゼルムの存在が気に喰わなかった。盲目で熱狂的、こういう手合いは使い方を誤れば自身にも牙を剥いてくる。利害を超えた先の関係を、あまりアインハルトは好きになれなかった。

「二人とも落ち着け。どちらも有用だと判断しているから、こうして三人で集まっているんだ。アインハルトは俺たちに欠けていた部分を埋めてくれる男、彼がいるから俺たちは戦場で思う存分暴れられる。感情ではなく頭で理解しろ、アンゼルム」

 こう言われたならばアンゼルムは黙るしかない。不服げな表情を隠そうとはしないが――

「雪が解ける前に赴任地へ向かう必要がある。その前の最終確認だ」

 ウィリアムがアンゼルムに顔を向けた。

「まず、与えられた予算の使い道として、俺の商会を通して武器を購入する。俺の百人隊とアンゼルムの百人隊、計二百人の武器防具、あとは奥の手、か」

 アンゼルムは不服げな顔を解いた。感情と理性を切り離したのだ。

「我が隊ではすでに購入し習熟させております。隊の評判も上々です」

「奥の手の方は鋭意製作中だ。ちっこい方は一定数揃えてあるし、在庫も潤沢。だがカールにも色々と買わせたからな。在庫分はすぐにはける。製作を急がせる必要があるな」

 アインハルトも先ほどまでの笑みを消していた。理性と合理でのみ商人は動く。

「カールの方を優先させろ。大型に関しては俺よりもあっちの方が必要になる」

「わかった。矢のような消耗品に関しては第一軍はカールのみ、第二軍は百人隊かける十ほどが買ってくれるわけか。もう少し欲しいな」

「北方のシェアは根こそぎ奪うから安心しろ。第一軍は……カールに期待だな」

 蓄えた繋がりを此処で発揮する。軍方面はこの冬そこまで重点的ではなかったので現段階ではこの程度。しかし今はこれくらいが丁度いい。剣や槍、矢のような戦場でのメインウェポンの市場へ大々的に売って出るには『力』が足りない。あくまで今は隙間、そこを征して初めて前に進める。

「隊の予算を支出が大きく超過しています。ウィリアム様が殿下に陳情していただいたためこの程度の赤字で済んでおりますが、それでも自腹は切らねばならないかと。無論、アンゼルム隊は私が出しますが」

「俺も出すさ。そのための商売だ。アインハルトも赤字を気にせず買い込め。今年は俺も含めて大きく動く。武器は買い込んでおいて損はないだろう」

「そのつもりだ。資産を増やせば問題ないのだろう? こっちは好きにやる。実弾は適宜そちらに送る。俺の仕事はそれだけだ」

 難しいことをさも簡単だといって憚らないアインハルト。ここからは息継ぐ暇もない戦いの連続。武も商も、片時たりとも休む間はない。どちらも勝ち続けることが最低条件。恐ろしいほどの綱渡り。商サイドの代表はそれを問題ないと言い切った。武を担当する二人もまた負ける気は微塵も無い。

「自信家ですね。足元をすくわれないでくれると助かります」

「もちろんだ。そちらこそこけるなよ。これだけ俺に大口を叩いたんだから。なあウィリアム」

 主に対する無礼を察してアインハルトを睨むアンゼルム。それを気にすることもなくウィリアムはアインハルトに視線を向けた。

「むしろ貴方は俺にこけて欲しいんじゃないかな? 逃げ出す口実が出来るから」

 その言葉でアインハルトは苦笑いを禁じえなかった。結局、アインハルトでさえウィリアムがこけるなどと露ほども思っていないのだ。誰よりも合理で、誰よりも冷たい計算が出来るのは父親譲り。そのアインハルトの脳みそがウィリアムについた。

「しかし申し訳ない。この冬を越えていっそう思う。俺は強い、と」

 勝つのはウィリアム。その結果に向けての布石は打ちつくしたのだから。

 万事を尽くして天命を待つ。往々にして結果というものは最初から決まっているものである。


     ○


 ウィリアムたちの出立の際、誰に告知したわけではないが異例の人だかりが出来ていた。驚くべきはその人の質である。元々好意をもたれていた平民、異国出身の者はもちろん、ヴラド伯爵を筆頭に大勢の貴族たちも押し寄せてきていたのだ。これには後ろにつき従うアンゼルムも驚き眼を丸くする。

 何よりも周囲の喧騒が大きくなった。

「ウィリアム様ー!」

 建物の上から手を振るのはヴラド伯爵の九女、ヴィクトーリアであった。その後ろにはエルネスタと小さなマリアンネもいる。マリアンネは手を振ることとお菓子を秤にかけて、お菓子をもぐもぐ食べながら手を振っていた。

「大好きです!」

 周囲がわっと沸いた。これにはウィリアムでさえ笑顔を凍り付かせてしまう。聞こえないふりをして周囲に手を振るウィリアム。顔は引きつっている。仮面のおかげでそれが周囲に漏れることはないが。

「あれ、おかしいなあ? 聞こえなかったかな? もっと大きな声で――」

 すーっと空気を吸ってさらに大きな声で告白しようとするヴィクトーリアを、遠くから全速力で駆けて来る四女ヴィルヘルミーナが全力カット。頭を思いっきり叩き、「はしたない! この馬鹿妹!」と罵っていた。当然騒動はウィリアムの耳にも届いているが無視。触らぬ神に祟りなしである。

「ウィリアム! 僕も頑張るからねー!」

 思いっきり手を振るカール。沿道の子供たちに溶け込んでいる様を見て、彼を百人隊長だと思うものは少ないだろう。となりでヒルダが頭を叩いていた。カールの少しはなれたところにはギルベルトとその妹らしき人物が偉そうに腕を組んでいる。妹のほうはカールを見てそわそわしていたが、ギルベルトはウィリアムを薄く睨みつけていた。

(ふん、一丁前に俺を測っているつもりかいお坊ちゃま)

 悠然と笑みを向けてやるウィリアム。二人の間に見えざる火花が散る。

 他にもアインハルトや引きこもりのエッカルトまで見送りに来ていた。これだけの人だかりの中心、そこにウィリアムは存在する。まだ彼らとウィリアムのつながりは薄い。これから強固にしていくのだ。そうして初めて出来る。

 天への踏み台が。

 ふと、ウィリアムは視線を誰もいない方に向ける。

「……ふっ」

 一瞬の邂逅。ウィリアムは視線を逸らす。一瞬で充分、それだけでも望み過ぎている。この冬一度として顔を見せなかった、薄情な親友を彼らは見送りに来てくれていたのだ。これで力が出ないはずもなし。

(見せてやるよ。此処にいる連中も、まだ此処にいない連中も含めて、全てが俺に這い蹲る姿をな。奴隷生まれの薄汚い下賎の血も、麗しの天上に生まれた高貴な王の血も、何も変わらない、ただの人だってことを証明してやる!)

 ウィリアムは天に手を掲げた。観衆がそれをまぶしそうに見る。本人の内面に渦巻く情念を知ることなく、彼らは英雄の御姿に見惚れてしまうのだ。これこそが引力、勝者の引力。まだ巨星の域には達していないが、それでも英雄の素養は十二分。背後に付き従うものたちも奮い立つ。己が主の堂々たる姿に――

(さあ始めようか。此処から一気に巻き返す!)

 最後の新星、出陣。

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