真っ暗暗
浅葱柊
ただ、夢をみたい
真っ暗闇の部屋の中
あなたに愛されたいと願っている
でも、今日知ったんだ
僕は誰の一番でもなかった
僕は誰にも誰にも愛されてなかった
自業自得だ
誰にも深く入り込まず
誰のこともみていない僕には
自業自得のことだ
電子の海では「友達」と書かれたそれと
繋がって、たったそれだけで
本当に糸で繋がってはいない
君と話した言葉は5行くらいで足りるもの
君は僕に頼ってくれない
ただ周りにある空気と一緒
僕は毛布にくるまって怖くなった
全部嘘にみえた
同情するような曲を聴いて
一人で
一人で
泣けずにもいる
今すぐ消したい
今すぐ消えたい
僕は誰かと糸じゃなくても繋がっていたくて
僕は君に愛されたくて
まだ、君に焦がれてる
真っ暗暗 浅葱柊 @AsagiShu
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。真っ暗暗の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます